あらすじ
売り込まなくても、「スゴさ」を見せつけなくても大丈夫!
あなただけの「共感ストーリー」で
「その他大勢」から「選ばれる人」になる!
NHKキャスター、民放アナウンサーを内定させてきたスピーチコンサルタントによる
どんなシーンでも人を共感させる話し方メソッド!
[面接][プレゼン][会話][商談][セミナー]…
「選ばれる人」になるための全局面の法則
「人前で話したり、コミュニケーションをとるのが苦手である」という日本人の割合は8割以上にも上るそうです。
しかし、商談、プレゼン、就職活動などなど、現代人は大事な場面で「人前で話す」という現場から逃れることはできません。
そのため、近年も話し方やスピーチのテクニックを教える本が数多くベストセラーになっています。
ですが、はっきり言うと、どんなに話す技術が身に付いても、選ばれないときは選ばれません。
人は技術や論理ではなく、感情からしか心が動かないからです。
そのため、大勢の中から「たった1人」に選ばれるためには、「聴いている人の感情を動かす」ための方策が必要です。
それが、著者が生み出した最高の話し方メソッド「共感ストーリー」です。
共感ストーリーとは、「人の心を動かし、行動させる」プレゼン手法です。
本書では、アナウンサーとしての経験も豊富な著者が、企業研修やスピーチコンサルタントとして伝授している「選ばれる人になる方法」をご紹介します。
「選ばれている人が語る共感ストーリーのつくり方」「共感ストーリーを効果的に伝える方法」
「相手の共感ストーリーを引き出すことで自分が話さなくても好かれてしまうノウハウ」などについてお伝えしていきます。
面接で上手く話せないという方、プレゼンを成功させたい方、会話を盛り上げていきたい方…
「話し方」で悩んでいるすべての方は、まずは一度読んでみてください。
あなたの人生も、あなたの話を聴く人の人生も変わる、最高の「話し方」本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
競争倍率1000倍の狭き門であるアナウンサー試験に受かった著者。アナウンサーに「選ばれた」彼女の取り入れる自己アピール法は【共感ストーリー】を盛り込むこと。人の感情を動かす共感ストーリーのある自己紹介の作り方を具体的に紹介してくれている本です。
共感ストーリーを作るステップ
◆感情グラフを作成し、不快な感情に着目し共感ストーリーを組み立てる
◆6つの質問から語る要素を組み立てる
◆聴いてもらいたい相手とゴールを設定
著者が添削したビフォーアフターのスピーチや自己紹介文が紹介されていて、実践的でとてもわかりやすかったです。ありがちな文章が、共感を呼ぶ文章に変身していました。
ほかにも文章を作るにあたって意識すると良いコツや、スピーチを話すときの笑顔の見せ方なども紹介されていて、勉強になりました。
話の聴き方も紹介されていましたが、これはおまけ程度の内容でした。
◆自分の実績より相手の実績を数字にすると聴き手のメリットが明確になる
「受講者の90%以上が満足していると回答しています」
→「営業職98%の受講者が『営業トークで売り上げが上がったと実感している』とかご報告しています」
◆話をして文末まで言い終えたら、ニコッと歯を出した笑顔を見せる
若干、敬語謙譲語の使い方に違和感を感じました。(クライアントが主語なのに「致しました」を使うなど)著者がプロのアナウンサーなので、そこはきちんとチェックしてほしかったです。