【感想・ネタバレ】ブランディング転職術のレビュー

あらすじ

「もう、この会社にはいられない! 」

誰もが転職を迫られる時代を乗り切るための
「キャリア・ブランディング」という手法

著者のコンサルティング受講者の91%が受講後2ヶ月以内に転職成功!

「もう30社以上応募しているのに、一社も内定が取れないんです。
こんなに厳しいとは思いませんでした。どうしたら良いでしょうか?」
最近、著者が行っている転職コンサルティングの受講相談に来られた方の言葉です。
実はこの方はある有名な一部上場企業に30年近く勤務され、早期退職募集に応じて退職された方なのです。
一般的には「エリート」と呼ばれる層にもかかわらず、このような苦戦を強いられているのです。

2019年現在、労働市場は「超売り手市場」だと言われていますが、
有効求人倍率などの全体的な指標が好調である一方で、
大手企業やメガバンクで次々と人員削減が行われるなど、
「超売り手市場」とは逆行するような現状も見られ、
終わったと言われて久しい「終身雇用」の実質的な崩壊の始まりとも言えます。
幸いこれまでひとつの職場でつつがなく働いて来られた人も、すでに転職に成功している人も、
定年まで今の職場で働き続けられる保証はまったくありません。
サラリーマンが長いキャリアのどこかで必ず転職が必要になるという意味で、
近いうちに「サラリーマン総転職社会」が到来するでしょう。

「バブル」と言われる状況下でも異変が進行している労働市場で、
そのバブルが終わった後に転職せざるを得なくなったとき、
あなたは満足な職を手に入れる自信がありますか?
今の生活を維持し、そしてプライドも保てる自信がありますか?

企業組織から外へ踏み出すことが当たり前の社会では、
自分で自分のポジションを獲得していくしかありません。
人材の流動性が高まり、今よりももっと多くのライバルと同じイスを争う「サラリーマン総転職社会」では、
あなたのことを知らない第三者にいかに自分の価値を高く評価してもらうか、
そのスキルが生命線になります。

「そんなスキル、私は持ってないよ」心配は要りません。
この本では「あなたを最も高く売る方法」を詳しく学んでいただきます。
それが、「キャリア・ブランディング」です。
ブランディングが必要なのは、企業やサービスや有名人だけではありません。
これからはサラリーマン個人が自分のキャリアをブランディングして、
希望のポジションを獲得していく時代なのです。
今すぐ転職が必要な人も、すぐには転職の必要がない人も、
キャリア・ブランディングのスキルは心強い味方になります。
本書で幸せな職業人生を送るためのチケットを手に入れてください。

あなた自身をブランディングする応募書類の書き方を詳細解説!!


和多田 保(わただ・たもつ)
「転職創研」代表。ブランディング転職プロデューサー。
社会保険労務士有資格者。
1968年兵庫県生まれ。大阪大学経済学部卒。
教育関係の出版社に在職中、知識ゼロから8ヵ月で社会保険労務士試験に合格し、翌年に独立して社労士事務所を開業。
その後サラリーマンのキャリア形成に関わり、「転職創研」を設立。
受講者の書類選考通過率を劇的に改善し、内定獲得が続出。
キャリア評価が低く転職困難な中高年、ジョブホッパー、自営業者などをメイン顧客としながら、受講者の91%を2ヶ月以内の転職成功に導いている。
著書に『転職・再就職のための「自己PR文」の書き方』(日本実業出版社)、
『働きながら1年で ! 社労士最短合格の時間術・勉強術』(インデックス・コミュニケーションズ ) がある。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

転職時に自分をよく見せるESの書き方や面接の仕方を教えてくれる本
転職に関して大枠の思考法を知りたかったためニーズと合わず、半分読んで断念。

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2021年03月03日

Posted by ブクログ

ブランディング転職術 (「自分」というオンリーワンの商品を高く売ろう!)
著:和多田 保

企業組織から外へ踏み出すことが当たり前の社会では、自分で自分のポジションを獲得していくしかない。人材の流動性が高まり、今よりもっと多くのライバルと同じイスを争う「サラリーマン総転職社会」では、知らない第三者にいかに自分の価値を高く評価してもらうか、そのスキルが生命線となる。

本書はスキルを「キャリア・ブランディング」と位置づけ6章から構成している。
①あなたにブランディングが必要な理由
②キャリア・ブランディング入門
③キャリア・ブランディングの鉄則
④実践!キャリア・ブランディング
⑤大逆転のブランディング転職成功事例
⑥あなたはどんなキャリアを築きますか

転職する気はない。
しかし、本書を手に取った理由は、「キャリア・ブランディング」は転職するために必要なスキルというだけではなく、その企業で価値を創造し続け生き残り続けるかという側面においても役立つと考えたからである。

企業にすがりつくためのそれではなく、お客様にいかに貢献できるか、地域にどれだけ貢献できるか。そのために何をどう考え、どの方向に向かいながらキャリアを形成していくか。

お客様と属する企業に貢献しながら自分の能力を高めていくためには、必須のスキルである。

自分を知るだけではなく、外の世界は何を求めていくのか。そして何を求める方向性なのか、何も知らないでじたばたするよりは自分なりに知識を整理するなかでじたばたしたい。

そのヒントが本書には詰め込まれている。

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2020年03月29日

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