あらすじ
ベストセラー「マンガでわかる バフェットの投資術」に続く「マンガでわかる投資家の手法」!
シリーズ第2弾は10倍株のピーター・リンチ!
投資の世界において、自ら運用するファンドにおいて、13年間で運用資金を777倍にするという驚異の実績、そして、株価が10倍になる銘柄が多数あることで10倍株(テンバガー)という言葉まで作り、「伝説」とまで呼ばれた投資家。
かのウォーレン・バフェットと並び三大投資家と称される「ピーター・リンチ」の半生を通して投資の哲学と手法を学ぶ!
本書は次の流れで投資家を知ることができる。
・名言で考えを深める!
・マンガで生涯を知る!
・投資手法を理解する!
ピーター・リンチ
アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。
フィデリティ・インベストメンツのファンドマネージャーとして、
マゼラン・ファンドにおいて1977年から90年までの13年間で平均29.2%の
年間リターンを達成。マゼラン・ファンドを世界最高の投資信託ファンドに押し上げた。
運用資産は1800万ドルから140億ドルに増加し、
その割安な成長株に投資して大きな利益を上げる運用方法から、
大きく成長する株、「10倍株(テンバガー)」の名付け親にもなった。
1988年。妻、キャロリン・アン・ホフと共同で、教育、医学関係、
宗教・文化・歴史的団体への支援を目的としたリンチ財団を創設している。
監修解説 栫井駿介
1986年鹿児島生まれ。つばめ投資顧問合同会社代表、
株式投資アドバイザー、証券アナリスト。
東京大学経済学部卒業。2009年より大手証券会社にて投資銀行業務に従事。
2015年、大前研一氏が主宰するBOND-BBTプログラムにてMBA取得。
2016年にバリュー株投資の実践を目的としたつばめ投資顧問を設立。
ビジネス・ブレークスルーにて、「株式・資産形成実践講座」の講師を務める。
著書に『株式vs. 不動産 投資するならどっち?』(筑摩書房)、
『年率10% を達成する!プロの「株」勉強法』(クロスメディア・パブリッシング)。
漫画 ちゃぼ
神奈川県出身の漫画家、イラストレーター。
青年週刊誌の漫画プロダクションにアシスタントとして所属後、自身も商業デビュー。
現在ではさまざまなタッチ、ジャンルでイラスト、漫画の制作をしている。
最近の仕事では『マンガでわかる バフェットの投資術(SIB)』の作画を担当。
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Posted by ブクログ
企業が業績を上げるための工夫
・不採算部門を削る
・現金が多く負債が少ない。業績の改善に専念できる
将来有望かも
◎注目度が低い
・面白みのない名前・・○○産業
・代わり映えしない業容
・分離独立した会社
・機関投資家が保有しない銘柄
・感心しない業種
・悪い噂の出ている会社
・気の滅入る会社・・葬儀屋など
◎成長しやすい銘柄・・きっかけひとつで
・無成長産業
・ニッチ産業
・買い続けなければいけない銘柄
・テクノロジーを使う側
◎自社に自信のある銘柄
・インサイダーの買う会社
・自社株の買い戻し
■購入ポイント
・低成長株 2~3%
(成長率=当期純利益ー前期純利益/前期純利益×100)
→配当が増えているか
・優良株・・企業規模大。不況時に強い
→すでに高値になっていることも。下落を待って割安で買う?
株価は上がっているが、perは低いまま など
・資産株・・価値のある資産を所有している
株価は○○円だが、不動産価値が1株○○えんだから、まだ○○円上がる余地がある
(不動産項目などの期末時価を発行株式数で割る)
・自分の買う銘柄を説明できるか。
ストーリーを伝えるための要点
①商品/サービス説明
②その商品に注目したきっかけ
③売り上げ全体を占める割合
④成長率
⑤PER
⑥実地調査・・店舗に行ってみたり
⑦懸念点(負債、サービスの質、ライバルの動向など)
⑧伸びしろ(中期/長期計画)
■配当性向が高すぎないこと(不況時に減配になることも)
配当性向=1株あたりの配当/1株あたりの純利益×100
■売りの検討
25%以上の成長→息切れするかも
店舗展開の成長が鈍った
借金が増え始めた
在庫が増え始めた
資産より負債が多い
■決算情報
流動負債よりも現金・預金が多ければ流動負債は問題ない
固定負債の代表は社債
株式資本75%、固定負債が25%以下は財務が健全