あらすじ
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人類にとって最も基層的な宗教現象である呪術と民間信仰。その実践的な在り方を、民博が所蔵する膨大なコレクションとともに紹介!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
呪術は古来から生活に根付いている。祈りであり、説明のつかない出来事への理解でもある。国立民族学博物館の膨大なコレクションが訴えかける見えないパワーに圧倒された。
Posted by ブクログ
大阪が誇るみんぱく。
世界各地の呪術や信仰を具現化した人形や彫像などがわかりやすい説明文とともに大判カラーで楽しめます。
どれもいいですがお気に入りは
全身ビーズの人物像(カメルーン、ナイジェリア)
デザインセンス天才的な儀礼用椅子、画面(パプアニューギニア)
シンプルに怖いナワル(メキシコ)
酉の市風エケコ(ボリビア)
月餅みたいな礼拝用粘土板(イラン、イスラム)
白塗り呪医(ザンビア)
釘だらけの呪術用彫像(コンゴ)
つむじ風とカブトガニの精霊彫像(マレーシア)
顔隠して帽子に目玉のシャーマン(モンゴル)
ですかね。
中でも最も気に入ったのは
陽気な墓(ルーマニア)
これはかなり最近始まったトレンドらしいのですがルーマニアの方々は是非続けて欲しい。
死は辛く悲しいものですし人の命は自分のも他人のも尊うべきものではありますが、とはいえ我々はたかだか数十年で必ず死ぬ運命。「いつか死ぬ」ではなく「死ななければならない」わけですから、ならば死をグレーや黒で表現するだけでなくこうしてカラフルにどこかコミカルに表現する墓の方が人間に合っている気がする。伝統的な宗教への手直し、ルール改定、ささやかな反抗というのも(というか宗教も何もかも全て混ざって残ってるだけなので純粋培養なんてものは存在しないけれど)いい。どうせ意味のないことなんだし。
あと分かってはいたことなんだけどギリシア正教のものとして宝石が散りばめられた「修道士用」十字架と「大主教用」十字架なども掲載されている。
プロテスタントも、カソリックも、オーソドックスも同じ穴のなんとかではあるけれど、自分でやってておかしいと思わんのかねぇ。