【感想・ネタバレ】チック・トゥレット症の子どもたち 内的感覚の理解と治療意欲を支えるのレビュー

あらすじ

チック・トゥレット症は、発症のメカニズムの解明も対処法も非常にむずかしい疾患です。
この本では20年の臨床をもつ著者が、チック・トゥレット症の本人やご家族、支援者に、ぜひ知っておいてほしい対応、実際に行っている治療方法、国内外の最新の研究を盛り込みました。

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Posted by ブクログ

平易な文章で、チックの症状や合併症・検査・治療・対応の仕方や支援資源について、コンパクトにまとめられているのでとても読みやすいです。
ポイントは「ムズムズする感覚、動かしたい衝動は脳の機能障害からくるものであり(恐らくドパミンの分泌異常)、本人にとっても辛くてたまらない」「『ムズムズする感覚はコントロールできる』ことを学習していく」こと。
自分でコントロールできた、という感覚がつかめると、少しは楽になるのかな…

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

薬のこと、治療のことについて勉強になった。年齢が上がるにつれて変わっていく症状や重症度なんかも。事例もいくつか紹介されているけれど、一人ひとり症状も様々で、対処の仕方が全く違う。服薬で治る場合もあれば、呼吸法などが効いたり、関わり方や環境の配慮が必要だったり。子どもに薬を飲ませることには抵抗があるけれど、必要な場合もあるのだろうな。

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2023年04月30日

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