あらすじ
青春してやる~!
マニアックすぎる授業。キャラ爆発の同級生。
夢ふくらませた青春が、入学早々大ピンチ!?
「日本おいしい小説大賞」受賞の著者が放つ意欲作!
笑いと涙の青春グラフィティー。
この高校、濃すぎる――!
栃木県立那珂川水産高等学校(ナカスイ)は、内陸県にある日本唯一の水産高校。
“脱普通”をもくろむ鈴木さくらは、淡水魚専門の水産高校“ナカスイ”に入学。
青春を謳歌するはずが、鮎に恋する神宮寺先生、魚ファーストの小百合、アニオタの地元ギャルかさね、釣りバカの渡辺ら、くせ者ぞろいで大打撃を受ける。
水産実習では溺れかけ、おまけに少子化で学校は存続の危機。水没寸前のさくらの前に、あるポスターが……。
「求ム!地元食材&オリジナルレシピ&仲間 一緒に”ご当地おいしい!甲子園”を目指そう!」
ナカスイの未来と青春をかけて、さくらは大勝負に挑む!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
間違って3巻から読んでしまったので、1巻から読み直し。1巻のみどころはご当地おいしい甲子園に出場するくだりだが、女子3人チームで動画作成や料理に奮闘するところが青春すぎて、きゅんきゅん来る。予選敗退からのまさかの本戦出場。しかし完全に気持ちが冷めたさくらを、どう奮いたたせるか。とにかく青春ど真ん中!!!
2作目も楽しみです。
Posted by ブクログ
友達が読んでいて読みたくなったこの本。主人公は鈴木さくら。さくらは「普通」から抜け出すために海無し県になる水産高校、ナカスイに入学!
ナカスイでは学年で女子はさくらを含む3人だけ。魚が大好きな小百合とアニメオタクのギャルかさねという非常に濃いメンバーです。この3人であることに挑戦するのですがあることとは本を読んでからのお楽しみ!
人と何かを打ち込むということがすごく青春らしくて私もこんな青春もありだなと思いました。この本に登場する青春という詩には
「青春とは人生のある時期ではなく、キミの心が決めるものだ」
とあります!青春はいつしたっていいんだということも学べた本でした。
Posted by ブクログ
ザ・栃木(海なし県)の青春という感じで読んでいて、応援したくなったし、同時に羨ましくもなりました。
デビュー作である「百年厨房」も読みましたが、栃木と食への愛がとても伝わってきました。
第2巻も読みたいです!
Posted by ブクログ
青春!!!
登場人物が曲者揃いで最高。
脱普通を目指すさくら、魚大好き小百合、アニオタギャルかさね、鮎ラブの神宮寺先生、、、男子も味のあるメンバーで、水産高校ならではの生活を送るのが新鮮で楽しい。
ご当地おいしい!甲子園を目指す中で、さくらが成長していく姿は素敵だった。人生は一度きり、高校生から水産に特化していく子たちもいるのだとわくわくした。
早く続編を読もうと思わせてくれた。
青春とは人生のある時期ではなく、キミの心がきめるものだーーーサムエル・ウルマン
Posted by ブクログ
水産高校のお話だが、料理の話と言っていいぐらい食べ物が関わってくるので、とても読みやすい。普通から脱却したい主人公と、クラスメイトとの対比も楽しい。高校生に勧めたい。
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水産高校の青春物語。【ご当地おいしい!甲子園】のポスターを見かけてチャレンジしてみることに。メンバーを集めるまでも苦労した結果、予選敗退。しかし敗者復活戦で決勝まで進出できた。
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主人公の『普通を抜け出したい』ふつうの女子高生を筆頭に魚オタな女子高生、ギャル(中身はアニオタ)とキャラの濃いめなメンツが織りなす青春ストーリーですね。
そして水産高校ならではのグルメ要素も凄く面白かったです。
『変わった学校に行きたい』と言う理由で水産高校は中々チャレンジャーで入学早々挫ける主人公を見てハラハラしましたが普通に同級生との青春ストーリーになってホッと一安心しながら読み進められました。
しかし青春真っ只中を何かに思い切り打ち込む姿は読んでいて感動しますね。
Posted by ブクログ
栃木県の水産高校を舞台にしたさわやかな青春小説。
普通から脱却したくて、水産に興味がないのに水産高校ナカスイに入学した主人公さくらは、地元の食材を活かした料理で競う「ご当地!おいしい甲子園」への出場をきっかけに、仲間や先生との交流を深め成長していく。
登場人物それぞれに個性があり、良い部分も悪い部分も認め合いながら関わりを深めていく所がとても魅力的。
Posted by ブクログ
高校を舞台に爽やかな小説でした
色々悩みながら前向きに進むストーリーが
眩しくて、元気をもらいました
良い気分転換になりました
出てくる料理も美味しそうで食べてみたいなと思いました
Posted by ブクログ
海なし県である栃木県の水産高校の女子生徒が、ザリガニをグラタンコロッケバーガーで美味しく食べられる事を知ったり、サワガニを炭火焼きやみそ汁にして食べられる事を知り、海がなくても美味しい物がある事を知ってもらおうと「 ご当地おいしい!甲子園」に出場して青春の思い出を残す物語です。
Posted by ブクログ
百年厨房の村崎なぎこさんの作品ということで手に取りました。著者が食べ歩きブロガーということもあり、美味しい食べ物ばかりが登場し、とても魅力的です。食べ物が中心に物語が進んでいきます。実在する高校がモデルとなっており、この本の中に出てくる料理も高校生が実際に考えたメニューが使われています。栃木県の魅力を伝えてくれる1冊です。
Posted by ブクログ
エンタメ小説。
普通すぎる(と、自分では信じている)さくらは、下宿をしてまでも普通ではない水産高校に入学した。(魚に興味が無いのに)
タイプの違う女子三人、高校が舞台なのに恋愛話が全くない。魚と料理と友情と授業と自然と、etc。読み終えての爽快感がイイ。
実在する栃木県の高校をモデルにしていることも興味深い。
#中高生
Posted by ブクログ
海なし県では唯一の水産科のある那珂川高校通称ナカスイ。3人の新入学女子が「ご当地おいしい甲子園」を目指し奮闘する。
栃木県立馬頭高校という実在のモデル校があるようだ。本作に登場するレシピ、食材も実在。青春と黄昏も実際のネーミングであることに驚き。
黒羽で鮎の梁で塩焼きを食べたことがあるので、本作の部隊がイメージできた。
Posted by ブクログ
こういう青春もあるんだなあ。
下宿をして、水産について学んで、
メニュー開発して、ご当地おいしい甲子園に挑む。
普通科に進む高校生とは一味違った青春。
こういう多様性って大事だよね。
Posted by ブクログ
栃木県は私の地元なので、楽しく読んだ。
ずっと平均だった鈴木さくらは、
普通じゃない高校に入りたくて、
海なし県の水産高校に入学した。
男子が圧倒的に多い高校で、
3クラス中、女子は3人。
同じクラス。
とても個性的な女子。
担任の先生も素敵。
「若鮎さんたち!」という呼び方が好き。
高校で青春したいさくらは、野球部のマネージャーになり、甲子園を目指そうとしたが、
野球部がない!
かわりに、
『ご当地おいしい!甲子園』を目指すことに。
章ごとに出てくる食べ物が本当に美味しそう!
でも、ザリガニ、サワガニ、シジミ?美味しいのか?そうなのか!と驚く。
で、ラストの参考資料でさらに驚いた。
え!その食べ物は、実在するんだ。と。
馬頭高校をモデルにしている本。
卒業生たちが実際に考えたメニューだった。
すごい。
私の大好きな、わみやの生クリーム大福も出てきて、嬉しい。好き。
爽やかな青春ストーリー。
Posted by ブクログ
実業高校の授業って、こんなに専門的なのだろうか。自分が普通高校に通っていたので。今思うとまだ、子供でしかない高校生の時から進路が明確かつ、実習が伴う学習。ウーン。言葉にならない。
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★☆
誰かにあげたくなる★★★☆☆
満足度★★★☆☆
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海無し県にある水産高校が舞台の青春小説。
その海無し県出身で今現在も住んでいるので、栃木県が舞台になってます!の文言に惹かれて手に取りました。
「普通」の人生を脱却しようとする主人公さくらと、いろいろと濃すぎるクラスメイトたち+鮎Loveの先生という濃厚に濃厚を足したメンバーが面白かったです。周りが濃すぎて、普通を脱却するためだけに入学したさくらが初め浮いてしまう場面にはさくらを心から応援したくなりました。
話の進みがサクサクと進み過ぎて、少し物足りないかな?と感じる部分も。
でも、地元に近いところが舞台ってだけでも珍しいー!となるのにそこで青春小説って、心が擽ったくてとても惹かれます。
いずれ続編にも手を出したいです!
Posted by ブクログ
全国唯一の海なし県の水産高校を舞台にした、青春ライトノベル。
個性的な一年生が様々な理由で入学し、水産高校ならではの課外実習や部活動、放課後の川遊びを通し、これまた、個性的な先生に指導を受け、将来の夢も見つけてゆく成長記録。
地域の産物を活かした、うまいもの甲子園に出場し、ザリガニやシジミなど使ってグラタンパイやピザなど作り、仲間との繋がりも深め、地方大会や全国大会で様々なドラマが展開された。
設定がマニアックで、登場人物も個性的で美味しんぼみたいに、マンガバージョンもみたいかも?! 作者の風景描写が秀逸で、モデルとなった川や山を見に行きたくなった。内水面の高校の孤軍奮闘が伺え知れた。
続編もあるようなので、乞う期待。
Posted by ブクログ
栃木県にある水産高校が舞台の物語。サクサク読み進められるし、面白い。
モデル校があるそうで色んな高校あるんだなとおもったが、普通科でない特殊な高校で主人公が成長していくストーリーは、既視感がある。残念ながらそれを超えた展開がなかった。
わざわざ下宿したり遠距離通学の子がいるとか、文化祭で販売されるオリジナル商品とかは、事実に基づいているみたいです。