【感想・ネタバレ】間取りの解剖図鑑のレビュー

本間至

なぜ、この家の間取りが「住みやすい」のか？
「動線」をキーワードに間取りを紐解けば、心地よさのワケと理想の住まいが見えてくる！

「間取り」は住宅設計の基本であり、この基本を蔑ろにすると、間取り以外の要素をきちんと設計したとしても、暮らしやすい家に近づけるのは難しいといいます。
本書では、間取りをかたちづくる「生活動線」や「家事動線」「洗濯動線」「回遊動線」などの「人の動き＝動線」に注目しながら、暮らしやすく居心地のよい間取りのポイントを部屋ごとに徹底解説しています。
狭小住宅や敷地に余裕のある家、平屋から４階建て住居まで、そして子育て世代、夫婦２人暮らし、２世帯住宅、親との同居など、さまざまな住まい方に合った間取りを全87事例掲載。
在宅ワークのための書斎や家事スペース、収納と動線の関係、キッチンはオープンタイプかクローズドタイプか、リビングとダイニングのつなげ方のパターン、リラックスできる庭やエントランスのつくり方、洗濯機やトイレの配置問題などなど、家づくりで悩みがちな間取りの答えがきっと見つかるはず。
何十年も長く心地よく暮らせる住まいの間取りの秘訣を伝授します！

※本書は、ご好評いただいたエクスナレッジムック『最高に楽しい[間取り]の図鑑』(2010年12月刊、2022年1月新装版)を大幅に増補・加筆し、再編集したものです。

[ブクログ · ★★★★☆]

これはなかなか見がいのある間取り図鑑だった。
間取りを見て妄想するのが趣味なのだけど、いっぱい妄想できた(￣∀￣)
珍しくトイレの配置に共感できるタイプでw

[ブクログ · ★★★☆☆]

リビングとダイニングを分けないというのがここでも書かれていた（住まいかた解剖図鑑にも載ってた）！
キッチンを挟んで緩やかに仕切るやり方も良さそう。

ウォークインクローゼットは出口を2箇所に設けて回遊にすると、動線が良くなるというの、確かに〜だった。

子供部屋の作り方もいくつか載っていた。前室の考え方はあまり理解できなかった＞＜

ファミリーライブラリー、2階の、リビングの吹き抜けに面しているところに置くと、1階の気配が伝わるっていうのめっちゃいいな。
本棚とソファを作り付けるのも素敵だった。