あらすじ
古くから南アフリカ、中南米アンデス地方に伝わる民話です。多くの動物が住む森が落雷によって火事になります。小さなハチドリは小さな一滴一滴をくちばしで運んでその火事を消そうとします。その小さな力はやがて周りの動物たちの意識も変えていくのです。
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Posted by ブクログ
普段、絵本の感想は書かないのですが。
あまりにも絵が綺麗だし、涙が溢れた絵本だったので記録として。
何度も読みたい絵本です。
「ぼくは いま じぶんができることをしているのさ」
Posted by ブクログ
色彩のコントラストがとても美しい絵本。
森林の焼失は世界でも大きな問題となっているが、小さなハチドリが住む森でも火事が起きてしまう。
ハチドリはその小さなくちばしに水をためて火を消そうと、川と森を何度も往復する。
他の動物たちはその行動を馬鹿にしていたが、ハチドリの「ぼくは いま じぶんが できることを しているのさ」という言葉にハッとし、皆で水を運び始める。
火は無事消すことができたが、その原因を作ったのは動物たちではない。
私たち人間ははたして、「いま じぶんが できることを している」のだろうか?
小さなハチドリに大きな問を投げかけられている気がする。
2024.7
Posted by ブクログ
昔に ハチドリのひとしずくと言う本を
あるドラマの中のワンシーンに登場してきて購入しました。
あれから数年して この ちいさなハチドリのちいさないってき として絵本になったのを知り 購入しました。
是非とも読んでいただきたい絵本です!
Posted by ブクログ
どんなに強そうでも早そうでも賢そうでも綺麗でも、それぞれの役割があって小さいからとか群れにならないからとかでなく、どんな自分でも役立てることがあるってこと、何かを達成するためであれば自然と体が動いてる。とても勇気がいることだろうけどこれがハチドリさんの自慢、良さだね
Posted by ブクログ
自分が今出来ることを考えて、小さなことでも努力する。そんなテーマをシンプルながらも芸術的な絵で描かれています。子供よりも大人が読んだ方がハマりそうな内容にも思います。
Posted by ブクログ
森に大きなカミナリが落ちて、動物たちの住む森が大火事になりました。大きな川のほとりまでたどりついた動物たちが見たのは、小さなくちばしに水を含んで火を消そうとするハチドリの姿でした。動物たちが気づいた大切なこととは?言葉がなく、絵だけのページが効果的。