あらすじ
プライドおばけだった母が穏やかに!? 穏やかだった父がダークサイドに!?
月間800万アクセスの人気主婦ブロガー・カータンの
笑って泣けてためになる、リアル介護コミックエッセイ!
母は認知症が深刻化、父は老人ホームに入り、いよいよ本格化した親の介護。
本書では、ごく普通の主婦であるカータンとその家族の奮闘を描きます。
「老人ホームの入居と日々の様子」「ひとり暮らしをする認知症の母の日常」
「多様な介護サービス」「家族で取り組む介護」など、親の介護のあれこれをカータンの実体験をもとに紹介。
母は口から出る年齢がどんどん若くなるわ、父はせん妄ワールドに突入するわ、カータン節炸裂の爆笑エピソードも満載!
新規描き下ろし含めて、オールカラー192Pの大ボリュームでお届けします。
最強の戦友である、カータン姉との介護の本音対談も必読です。
数時間前のことは忘れてしまうけど、居眠りした娘に毛布をかけてくれる母。
感情的になって周囲にあたることもあるけれど、大事な決断時には誰よりも気遣いを見せる父。
「大変なことも多いけど、親の愛情や家族の大切さを改めて気付かせてくれたのが介護です」とカータンは語ります。
要介護の認定者数は約680万人を超え、人生100年時代が現実的となった昨今。
これから介護を始める人。今介護に取り組んでいる人。
自分の人生も大切にするために、本書で介護との向き合い方を変えてみませんか。
親の介護は辛くて大変だけど、愛おしい。
そしていつか来るその日のために―。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何度も父のことを思い出した。
母のことを思い浮かべた。
カバー袖の文言。
親の介護は辛くて大変なことが多いですよね。
でもそれはきっと自身がその分
愛情を受けてきた証ではないてしょうか。
だから親の介護とは、
そのバトンを次につなげるために必要な
家族の営みの一つだと思うのです。
Posted by ブクログ
声に出して笑い、そして最後は泣いてしまった…
まるでカータン(著者)の体験を追体験したかのよう。
前作の健康以下、介護未満のエッセイのその後。父は特養へ。コロナ禍で大変なこともあったが、介護は大変で辛いことも多いが、最期に立場が親と子逆になるが一緒に過ごせる時間、ということがかかれていて、悪いことばかりではないと思った。それでも先が見えないし、想像しただけでつらい。
そしてお父さん、お姉さんまで…
お父さんは高齢だからまだしも、お姉さんに対して悲しくてたまらない。でもカータンを含め、一生懸命支えて生きたんだな。
Posted by ブクログ
両親ともにピンピンとはいえ”予備軍”であることは間違いないので、今回も自分事として重ね合わせるように想像しながら読みました。
ホームに看取り対応の可否があるなんていうことも知らなかったけど、こういうのはケアマネさんと関わるようになったら教えてもらえるのかな?
もしも人次第だとしたら、ここで知っておいてよかったと思えるかも。
マンガなのでスッと頭に入りやすく、ケアマネさんとのやり取りやチームで助けてもらえること、ショートステイのことなどイメージしやすかったです。
「介護の話と更年期の話は同じ=同年代でも差が大きい」というのは納得。
身近に同じような境遇の人がいなければSNSに同志がいるはず。とにかく一人で抱え込まない。
カータン姉妹がうらやましく思えていた一人っ子の自分の肝にしっかり銘じておきたいです。
お父さんの看取りのシーンは「ここまでよく頑張られましたね」という気持ちで読めたし、葬儀のくだりもどこかホッとした気持ちで読んでいたけど、エピローグでお姉さんが亡くなったことを知って、会ったこともないのにものすごくショックを受けました。
あれだけ色々頑張っていたお姉さんが…と気がつけば漫画を通じてものすごく感情移入していました。
今更だけど、お父さんもお姉さんも、どうかどうか安らかに。
Posted by ブクログ
介護当事者として共感しまくりでした。
また、ホームの話が最近見えてきた自分には有用な情報もたくさんありました。
一人で抱え込まない。
ほんとにこれが大事だよね、を実感できる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
いつもカータンさんのブログを楽しく読んでいる。
カータンさんのブログはおもしろ楽しく、身近なお友達の生活をのぞき見しているようでニヤニヤしてしまう。
いつの頃からか、ご両親の介護のネタが増え、同じようにそろそろ介護?の両親をもつ私は、身近な先輩の経験談を聞いているようで興味深く記事を読んでいた。
ブログで、お父様がホームへ入所したこと、お母様が認知症ながら一人暮らしをしていること、そんなご両親をカータンさんとお姉さんがチームとなって支えていることは知っていた。この本では、より詳細を知ることができ、共感できることも多かったし、こんなふうに考えていいんだ!た勉強にもなった。悲しいできごともあるが、カータンさんはおもしろく、ユーモアをそえてくれるのだ。
ブログを読んでいて、日頃からカータンさんはとても暖かい人だなぁと感じていたが、ご家族も、登場する方々おともだちも、みなあたたかい。すてきなのですよ。うまく言葉にできないんだけど、大ファンです。これからもカータンさんブログを追いかけたい!カータンさんよろしくお願いします!
20230913
Posted by ブクログ
楽しく読みました。
クスリと笑えるところもあるんだけど、リアル。
助け合って分担できる関係性の兄弟、とくに姉や妹がいるといいなあと思った。
最後、お姉さんがガンで亡くなったのはすごく悲しかった。
Posted by ブクログ
カータン姉妹が、両親の介護に立ち向かう。
とは言っても、明るく前向きな介護話です。
お父さんもお母さんも、愛らしいご性格で
姉妹も仲が良い。
ここがポイントだな、と感じました。
介護って、される方のキャラクターで「大変度」が変わってくるよね。
「あとがき」には、あまりのことに呆然としました。
介護のことはまったくわからん、というビギナーにもよき入門書になります。
Posted by ブクログ
視力を失った父が施設に入所。認知症となった母は一人暮らしを継続。姉妹二人の協力介護。子供になっていく親を看る。奥に悲しみを抱えても、ギャグで笑い飛ばす。「使えるものは使って助けてもらう。自分には自分の人生がある」そう語った姉はもう…。我が身を振り返る。父は他界し、母が施設で暮らす。入院を経ての入所。一度は覚悟したが何とか快復。遠隔からの電話の様子ではまだ元気そう。気苦労は減る。いつか来るであろう自分自身の介護生活。面倒もお金もかけられない。ピンピンコロリで行けるよう、日々気をつけたい。体も頭も心の中も。
Posted by ブクログ
認知症は「ロンググッバイ(長いお別れ)」。
身に染みるなぁ。
がしかし、「うすいさちよ」さん、懐かしくて涙が出た(笑)
しんみりしてしまうラストが待っていたが
親の介護ど真ん中の私に勇気をもらった。
戦友2人、アッパレ‼︎
Posted by ブクログ
いつまでも元気と思っていた親。でも、必ず年老いていくんだよね…。自分たちのやり方で最善の方法を尽くしていったカータン達の介護にあっぱれと言いたい。親がどんどん変わっていく様子は子どもとして辛いものがあるけれど、それでもユーモアを忘れず、タッグを組んで介護に取り組んでいく姉妹の姿こそが最高の親孝行!
最後にお姉さんが亡くなったことが本当に残念です…でもきっと天国で父ヒロシと一緒にカータン達を見守ってくれているよ!
笑って泣ける凄い介護本です
かーたん凄いです。
辛い事が多い親の介護を、思わず声を出して笑ってしまう作品にしてしまうとは。
でも、きっと沢山辛くてココロ折れる事が沢山あったと想像します。
相棒だったお姉さんまで亡くし、本当に大変でした。
こんなに笑ったのに胸が痛いです。
良い作品をありがとうございます。