あらすじ
家づくりに励むビーバーのおとうさんとおかあさんは、ダムを作るためにたくさんの木を倒しています。ある日、おとうさん、おかあさんが木をたくさん倒すので、森の木が少なくなってきているのに気づきました。その時友だちのリスがポプラの木を挿木して育ててみれば、と話ます。ビーバーくんは森の木を増やすために挿木を始めます。でもそれを知らない森の友だちに苗木を踏みつけられたり、抜かれてしまったり。さて、ビーバーくんの挑戦はどうなるのでしょう?
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Posted by ブクログ
版画なんですね~ビーバーくんが健気でかわいいです。応援せずにはいられない。ポプラの木をね…育てようとするのがえらいですよね。他の動物たちに踏まれそうになったり、抜かれそうになったりしつつ、ちゃんとお世話して。芽が出た時のビーバーくんの嬉しそうな顔がほんとにかわいかった。最後はビーバーくんも所帯を持って、マイホームも建てて、すごいよ。木を育てるって、たいへんだなあ。何かできるとよいのだけど。
Posted by ブクログ
素晴らしい内容のストーリーでした。
子どもだけでなく、大人も読むべきです。
絵も可愛くとても読みやすいです。
自分たちの暮らす環境や目の前のことだけでなく、将来も見据えた問題点に気付き
それをどうしたら良いのか考え
実際に行動に移す。
なかなか出来ることではありません。
ポプラの小枝に芽が出るのは時間がかかるし、それまでに沢山危険があって、容易いことではないということの表現がしっかりあったところも良かったです。
種を植えたらポンと咲くみたいなそんな簡単なことじゃないというところが現実味があって良いです。
そしてビーバーくんは大人より大人です。
まず、はじめること。ちゃんと行動できるところがすごいですし、はじめて、すぐ終わらずに、ちゃんと毎日毎日お世話をしているところ。
これが出来る人は本当に少ないと思います。
子どもにも大人にも、この絵本を通して学べることは沢山あると思うので、ぜひ一度読んで自分の中に落としこんで欲しい作品です。
ひらがなとカタカナで書かれています。
Posted by ブクログ
8歳11ヶ月の娘
5歳11ヶ月の息子に読み聞かせ
ビーバーくん
こんな素敵なお話だったのね!
ビーバーくんのわくわくな気持ちが伝わる
そして
最後はまさかのビーバーくんも所帯持ちに。
2匹のパパに新居まで。
微笑ましい!!
将来のことを考えて
行動できるビーバーくん
ほんとすごい。