【感想・ネタバレ】希釈王のレビュー

あらすじ

「たかが店でモノ買うだけで、たかが道を渡るだけで、
いちいち人に頭下げなアカンのが普通なん?」

様々な人種が暮らす都市へやって来たノームの女性。
けれど“多様性の街”とは名ばかりで、
信号、道路、店、あらゆるものが優性な人種を基準に設計されていて……。

SNSでは「はるさめごはん」「オイル富」の名で多くの読者に支持された俊英が、優しくも鋭い筆致で“現代”を描き出す。
この世界に存在する差別や偏見を見つめたオムニバス・ストーリー、全280ページ渾身のデビュー連載作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

裏のない善意を丁寧に潰すような無意識と故意の悪意が柔らかい絵柄で描き出されていた。この絵柄じゃなければ読みきれなかったかもしれない。
署長は種族の中から見れば異端なのに、精神性はごく一般の理性的な生活を送り、人に優しくあろうとする人間で読むにつれて応援したくなった。

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2024年07月05日

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