【感想・ネタバレ】勇者症候群2のレビュー

あらすじ

秋葉原の《女神》との戦いから二ヶ月。リハビリや訓練にあたる「カローン」のもとへ、タカナシ・ハルという新たな女性隊員が送り込まれる。
上層部からの“監視”なのは明白なハルの経歴に、たとえ監視といえども仲間――そう過去の自分を重ねて手を差し伸べる決意をするカグヤ。

「人を救ってやるために戦場に出る? 笑わせるわ」

だが、相手はアズマ以上の難敵で……!? ハルの言葉に反目するように、カグヤは救いこそが是であると思い詰める。
救うべき、救わなければ。己が正義と信じ、取り憑かれた救世の果てに少女が目にするもの。

「じゃあな。……人間」

それは激励と羨望と皮肉と、裏切りで――。

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Posted by ブクログ

勇者は一体何故生まれるのか?徐々に手がかりは明かされるも、未だに真実には手が届かない。的なお話。
勇者は、今はバケモノかもしれないが元々は「人」である、という点にフォーカスを当て、武器の成り立ちからカグヤの葛藤まで、様々な側面を描いた展開が良かったですね。
徐々に明かされる設定から考えるに、背後にはかなりおどろおどろしいものがありそうで、その点は中々に好み。
ただ欲を言えば、2巻で勇者の正体に迫ってほしかったというのが正直な所。

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2023年08月20日

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