あらすじ
人手不足、学級崩壊、保護者対応、仕事量・労働時間の増加などからメンタル不調や、退職者が増えているとも言われる教員という仕事。
同じく悩みを抱える先生たちに向けて、学校での体験や自身の経験にもとづくアドバイスを、Instagramで投稿しているゆきこ先生。
現役教員である彼女の経験談やアドバイスは、今の状況がしんどいと感じている先生たちの間で、「心が軽くなる」と話題になっています。
ゆきこ先生自身も「先生に向いていない!」「しんどい!」と思いつつも無理を続けたことで限界に達し、学校に行くことができなくなってしまった過去も。
それでも、夢だった教員をあきらめたくない! やっぱり学校が好き!という思いから、それまでの働き方、考え方を一から見直すことに。
子どもたちと一緒に笑うため、自分が好きな自分で働くために、先生としての在り方、関わり方、働き方を綴った一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
皆さん経験のあることを記してくださり、そのときのマインドや対策などがあってありがたい。若手で困っている先生方には是非、目を通してほしいと感じた。職員室での困りは男性教諭でも共感できるところが多い。
Posted by ブクログ
子どもたちだって大人と一緒でしんどい。
一人一人しんどいポイントはちがう。
そこに寄り添ってあげたい
教師に「ない」ものに目を向けるのではなく「ある」ものに目を向けると気が楽になる!
Posted by ブクログ
私自身かつて「学校がしんどかった」先生になってしまったことがあったので、何となく手に取って読んでみた。そして読んでみて、「あ、こんなふうに思っちゃってもいいんだ」としんどくない今読んでみても学ぶことが多かった。授業づくりのところが特に印象に残っている。確かに一から作らなきゃって思い込んでいたけれど、レシピから自分で考えて料理を毎日作らなきゃって思うとしんどいよな、と。大事なのは今目の前にいる生徒にどう向き合うか、であって、一番自分にとって優先すべき点を考えていけばいいんだ、と思えた一冊だった。
Posted by ブクログ
学校がしんどい先生…私やんけ!
と思ったので手に取りました。同じ人はとりあえず手に取ってみましょう。
ただのしんどいを、教室がしんどい、保護者がしんどい、プライベートがしんどい、職員室がしんどいなど、項目に分類。それぞれのしんどさに暖かく寄り添うアドバイスをしてくれる本です。
きっと、誰にも当てはまる項目があって、それに対して少しだけ元気が、もしくは安心がもらえる本でした。
しんどい時にまた開きます。
Posted by ブクログ
今年度から新任教師として働きます。
楽しみなことや不安なこともたくさんあります。
現場に出る直前にこの本を読めてよかったと思っています。
傲慢ですが、大学の4年間で全て経験しました。
この本を読み、経験と論理が結びつきました。
自分の経験と学びをただただ現場に置き換えればいい。
私は4年間でそれだけの学びを得させていただいた。
そう感じるほどに、4年間お世話になった方々への「おかげさま」を感じます。
そして、これから出会う子どもたちや保護者、先生方に対して、自分のできることをするだけです。
とても楽しみです。