あらすじ
伯爵令嬢アマリアは公爵イルヴィスの協力で家族と決別し彼の婚約者となった。
公爵家の使用人達と関係を築くべく奮闘するアマリア。
そこへイルヴィスの幼馴染みで公爵令嬢のカレンが登場し明らかな敵意を向けてきて大波乱!?
アマリアはもう昔の自分じゃないと立ち向かう決意をするが――
「貴女はもっと私の想いが重いことを自覚すべきです」
婚約しても公爵様が甘いです!!
こじらせ恋煩い公爵×元虐げられ令嬢の溺愛絶好調!
ガゼボで夜風にあたっていたアマリア。そこへイルヴィスがひざ掛けを持ち、急いでやってきた。
アマリアはイルヴィスも寒いのではと、ひざ掛けを貰うのを遠慮するが、イルヴィスは甘い言葉でアマリアを説得し……?
特別書き下ろし短編『星空の下であなたと』を収録!
感情タグBEST3
糖度マシマシで読めば読むほど2人のことが大好きになってくる!!自立したいヒロイン×甘やかしたいヒーローの攻防戦がとっても良いですね。
次はいよいよ結婚式かな?楽しみです!
得した気分
前半戦の使用人問題のストーリーかと思いきや後半のお話もあり、しかもどちらも内容が濃いのでとても読みやすく満足出来まぢた
正攻法な展開
公爵との婚約、そこに出てくる他の公爵令嬢は、以前からヒーローのことが好きで、でも相手にされていないことに気がついていない。婚約者であるヒロインを威嚇し婚約破棄を狙うものの、ヒーローに撃退される、まさに王道です。安心して楽しく読めました。
ヒロインが徐々に成長していく姿に、感激。
マイナスの方に、考えがいくのを、プラスにしようと。
彼の隣に立って、恥ずかしくない様にと。
自分の事しか愛せないかれん。
何でも思い通りになると思っているカレン。
彼女も可哀想な気もするけど、何処かで、人の気持ちを汲み取ることができるようになっていたら。
でも、無理でしょうね。
居場所を求めて
けなげにも婚約者の役に立ちたいと家政に頑張ったり、社交に乗り出したりと、これまではみせなかった芯の強さを武器に存在感をアピールできるようになったヒロインが凛々しい。対してスパダリのフォローが少し熱苦しいかも。ヒロインがもう少し触れ合うことに慣れればいいのにね。