あらすじ
山手線に乗って、知らない東京を探しに出かけよう。
東京で一番馴染みがあり、よく利用しているはずの山手線。その周りには、意外な名建築が眠っているかもしれません。山手線の全30駅を徒歩で回りながら、周辺の建築を鑑賞するためのコンパクトなガイドブック。
由緒あるお屋敷からクラシカルな洋館、老舗家具メーカーのショールーム、空襲を生き延びたフランス文学者の書庫、昭和の歴史を映すレトロビル等々、掲載件数100件以上。2駅ごとに写真と文章でわかりやすく見どころを紹介します。建築好きにも、街歩きのお供にも最適の一冊です。
★神田の名所 歴史的建造物でのお食事
★異色の建築家 梵寿綱
★芸術家の住まいとアトリエ
★The Tokyo Toilet 16人のクリエーターの競演
などなど、コラムも充実!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
興味があったので。
全てカラーページで素晴らしい。
山手線周辺の建築が紹介されているが、
オフィスビル、住宅、お屋敷、お寺、教会、美術館と多岐にわたっている。
時代的にも新旧くまなく紹介されていて、
かなり広範囲を網羅している。
あとがきに書かれていたように、東京では素敵な建物が次々と建て替えられている。
全く元の姿を残していないこともあり、とても残念だ。
掲載されていた日本橋野村ビルディングも気が付いた時には、
改修工事に入っていた。
一応外観は残されるらしいので、まだ良かったと言うべきか。
2026年に完成するらしいので、見に行ってみたい。
Posted by ブクログ
東京にはいろんな建築があるんだなと思ったし、あちこち行ってみたくなる。
「今度どこ行こうかな」と考えたり、見たことのある建物が出てきたらちょっと嬉しかったり。パラパラ眺めるのに良い本。
Posted by ブクログ
山手線沿線で見れる建築を紹介している本。東京の建築物巡りの本は他にもあるが、東京○○巡りにありがちなのは、23区の西~市部中心になること。そうすると範囲が広くなるし、正直似たような街の風景になりがち。その点、山手線であれば下町からハイカラまで巡りやすいという魂胆でこの本を選んだものである。
勿論オールカラーで写真あり。中が非公開の建物も取り上げているので注意が必要。設計者や竣工日の記載もある。私は山手線の全部の駅に降りて周辺を歩くという目標を立てているので、この本を見て行きたいと思う建物のページに付箋をつけ、いつか行くぞと眺めている時間が楽しい。
Posted by ブクログ
写真がきれいで見応えのある建築物ガイドブック。大型の建物は他でも紹介のある物件が多いが、居住用、文化系の物件ははじめて知るものも多かった。変更があることを考えてか、訪問できる時間や料金の記載はないが、自分で調べることも楽しんで足を運びたい。