あらすじ
コールドスリープから目覚めたルーが
最初に目にしたもの。それは
まぶしい光と、自称・大魔法使いのクロード。
あたり一面は荒廃し、人間の影すらなく
生きているのは自分とクロードだけ。
ルーは自分達以外の人間を探すため
あてどもなく旅をすることに―――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
核心に迫ることなく多くの謎を残したまま終わった1巻。でもそれが作品の世界観を活かしてて個人的にはとても好き。
荒廃した儚く切なくも美しさを纏う世界の中で、他愛のない2人のやり取りが微笑ましく心に響く。
もっともっと2人の旅を見届けていきたい。
以下、本編で特に印象に残った所。
探索する中で偶然見つけた新たなコールドスリープ。長い眠りから目覚めたブルーノとの出会いと待ち構えていた真実。その結末は切な過ぎたけど、後日ルーの夢に出てきた家族とのやり取りはとても温かく心臓がキュッとなった。
そして木の上にある家。あそこは特に神秘的でどこを読んでも眼福だった。
最後に、ラストのあの終わり方はずるい!
続きが気になって気になって仕方がない。ルーどうなるの…2巻が早く読みたい!
☆5.0