あらすじ
難聴の大学生×売れない俳優。手話を通じて心を繋げるハートフルラブストーリー。
「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」――俳優の藤永(大学3年)は演技が大好きだが、オーディションに落ちまくってしまい、自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会う。ケイトの第一言語は手話。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる。「こんなに"目"で聴こえたの初めて。」――これは"伝えたい者同士"が手話で心を通わせていく、優しくて温かい恋の物語。
※この商品は「カメレオンはてのひらに恋をする。」を1話ごとに分冊したものです。
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匿名
藤永とケイトとの出会い、確かにスーツで髪型も違うし別人ぽいけど、ネパール人には見えないでしょ笑。手話を全く知らない人だとそうなるのかなー。藤永はケイトとの出会いで変わりそうだけど、ケイトも世界がもっとひろがるといいなー
匿名
胸が温かくなる
大学三年生の蒼井藤永は小さいころから劇団に入って活動している俳優。
だけど自分の表現と周りの熱量や調和といった理由であまり役がもらえないでいることに自信を失いかけていた。
そんなときに電車である青年と出会う。
その後彼、ケイトが同じ大学の一年生であること、先天性の難聴で手話をコミュニケーションにしていることを知った藤永は彼と会話をするために少しずつ手話を覚えていく。
自分とのコミュニケーションのために手話を覚えていく藤永に対してケイトもいろんなことを教えていく。
そしてケイトが「目でこんなに聴こえたのは初めて」「伝える才能がある」「表現力がすばらしい」という言葉が目線が彼の涙腺を決壊させるのだった。
とても温かいお話。
藤永もケイトも相手に自分の思いを伝える、相手が何を思っているのか読み取ることをあきらめない、というコミュニケーションの原点でなおかつ難しいことを自然にしていることが伝わる前に伝えることを諦めてしまうお話が多い中でとても印象的だった。
手話を題材にした漫画は読んだことがありますが、こちらは手話が目に見えるようなリアルな感じでした。ゆっくり進む2人の関係性もいいなと思います。
ゆっくり話している訳じゃないのに、読み取れるってすごいなぁ。
「聴こえない」って言ってるけど、補聴器着けてるってことは微かに聴こえてる?
症状は人それぞれ違うと思うから、ケイトはどうなのか、詳しく描いて欲しい。