【感想・ネタバレ】神スキル!!! キセキの三きょうだい、登場！のレビュー

大空なつき / アルセチカ

朝陽、まひる、星夜の三きょうだいは、めちゃくちゃすごい能力〈神スキル〉を持っていた！ ただし、「神スキルをヒミツにする」――これが三人の約束だ。新学期、朝陽は、クラスメイト・久遠さんの父親の様子がおかしいと気づき、三きょうだいで、スキルを使っての初めての調査を開始する！ 危ない犯罪組織？ 銃？ 印刷工場でニセ札！？ 大事件の計画を見ぬいた時、久遠さんがさらわれて……！ 「警察も解決できないなら、おれたちが、敵のアジトに潜入して、人知れず助けだす！」 手にあせにぎるドキドキの物語の幕が開く！
【小学中級から ★★】

[ブクログ · ★★★★☆]

　長男の星夜（中二）、長女のまひる（中一）、次男の朝陽（小六）の三きょうだいが力を合わせて事件を解決していくシリーズのようだ。それぞれが、読心術、千里眼、念力といった超能力（彼らは神スキルと読んでいる）を持っているのだが、これは、いとこで臨時保護者であるハル兄以外の人には秘密である。
　第一巻の本作では、朝陽がクラスメイトの親子を窮地から救うために、兄姉に協力を求めた。三きょうだいは仲がよく、お互い思いやって助け合って和気あいあいとやってる感じがとても良い。
　読者の勘としては、今後のハル兄に注目……と思ってる。