【感想・ネタバレ】~贄姫と獣の王 スピンオフ~ 白兎と獣の王子 4巻のレビュー

あらすじ

師弟関係解消を切り出されたリチャードは、スバルと“正しい頑張りかた”を考える。一方、ラヴィに忍び寄るあやしげな魔族の姿が――!?さらに一行は、エドワズを追うため人間の国入りを検討する。手づまりな状況に現れたのは、あの王女で…?懐かしき面々もぞくぞく登場!激動の第4巻!!

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ネタバレ 購入済み

テトラちゃんやラントもうまい具合に絡んできて楽しめました!エドワスと対峙したところで次回最終巻なんですね。続きが気になります!
書き下ろしも盛りだくさんで、いろいろな世界線が見られました!

#ほのぼの #感動する #ドキドキハラハラ

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2024年01月16日

eao

ネタバレ 購入済み

贄姫のスピンオフ!

リチャード王子10歳の冒険譚。
王宮を飛び出し、王族嫌いの腕利き賞金稼ぎのラヴィに押しかけ弟子に。
魔力を使えるようにならないと魔族と人間との和睦交渉に響くため、子どもながら国を背負って必死のリチャードが健気で可愛い。
王宮で大事に育てられてきた王子さまが国を巡り歩き色んな人やものごとにぶち当たる。
師匠ラヴィの昔の仲間だった反王制派のエドワスを止めるため人間の国まで来たリチャード一行。
ラヴィとエドワスが対峙しているところで次巻待ち。
サリフィがまだ登場してきませんが、いつ出てくるのかな。
友達になれた魔物ケモモの正体も気になるところ。
前作のような恋愛ものではないけれど、可愛いモフモフ王子のこちらも面白い。
これからの展開が楽しみです。

#ドキドキハラハラ

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2023年12月30日

Posted by ブクログ

師弟関係を解消されたリチャードにラヴィは自分を見捨てたように映る。ラヴィとリチャードだけであればそこで終わってしまう袋小路。ここでラヴィの心情を客観視出来るスバルが傍に居る事で異なる見方が出来たのは良いね
リチャードはラヴィに負けたかもしれない。でも、それで全てが終わるわけではない
スバルの助言、ラヴィの教えたかった事。それらを自分の中で整理して成長できたリチャードは立派だね


続き行われるエドワズの捜索。けれどラヴィ達に手掛かりが有るわけではないから、当て所無い旅になる。探す場所も膨大になる
だからって人間の国も捜索範囲になるとは思わなかったな。本編でも特別な事情がない限り立ち入らなかった人間の国。それをこのような流れで立ち寄る事になるとは。おまけに手助けしてくれるのがあのテトラなんて本当に予想外ですよ!

リチャードの知り合いで機転も利くとなれば渡りに船のような存在。けれど、そんなテトラは意外な問題に直面しているようで
彼女が言うように王族であれば政略結婚の道具とされる事は珍しい話ではないのだけど、本編においてサリフィとレオが様々な問題を越えた結婚を実現しただけにテトラにもその可能性があるのではないかと思えるが…

兎にも角にも、リチャードが修行を頑張る理由の一つに知り合いの結婚問題が加わったのは今後を考える上で大きな意味を持つのかもしれない


人間の国で知れたエドワズの過去は壮絶と云うか、リチャードと幾つかの点で真逆と言える存在のようで
両親や周囲から愛されたリチャード、親類から疎まれ大切な兎すら食い殺されたエドワズ
世界を知るために旅立ったリチャード、世界を壊すために旅立ったエドワズ
その違いは一時的にでもエドワズに親しみを感じたリチャードを惑わせるもの

もしかしたらその迷いが原因だったのだろうかと思ってしまう程に終盤に訪れた危機は突然。スバルを傷つけ守れなかった

スバルを犠牲にしようとするエドワズの凶行は明確に人間の否定を伴うもの。人間と魔族の架け橋を目指すリチャードはどのようにして彼の恨みを乗り越えるのだろうね

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2024年01月03日

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