【感想・ネタバレ】バガヴァッド・ギーター ヒンドゥー教の聖典のレビュー

あらすじ

神と人間のあいだに生まれた主人公アルジュナは、大いなる武勇の持ち主であった。その才は神から弓を授かるほどのものであったが、アルジュナは戦士として生きる決心がつかない。
領土問題に端を発した王族の争いに巻き込まれたアルジュナは、盟友クリシュナと共に戦に臨むが、なぜ人々の幸福ではなく不幸のために戦わなければならないのかと煩悶し、戦いを投げ出そうとする。
そんなアルジュナに、「戦いは戦士の宿命であり、全うしなければならない。≪無心で成すべきことをなし、その結果に執着しなければ心は平穏になる≫」と語りかけて諭す盟友クリシュナは、実はヴィシュヌ神(インドの最高神の一)の化身だった。
クリシュナはアルジュナに神としての本当の姿を見せ、畏敬に伏したアルジュナに神の教えを朗々と説く。その教えを受けたアルジュナは再び立ち上がり、自らの使命を果たそうと、大戦士として決意するのだった――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

純粋な行為そのものに生が宿る
昔だったらこの本は読めなかったがエックハルト・トールやオショーを読んだ上でこれを読むと理解できる
何度も読むと染みる傑作
もっと読まれるべき
あらゆる探求がここに宿っている

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

人間は、一人ひとりに宇宙という1つの大きな存在から与えられた義務がある。それを全うすることが、宇宙の法則に従うことである。そして法則に従うことが自分の運命に従った生き方になる。人間は、神という大きな存在に運命を定められている。だからこそ、目の前にある境遇を受け入れ、自分の中にある執着をなくし、ただただ目の前の運命に対して行為していくだけである。

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2025年06月10日

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