あらすじ
天才少年医師・モモ、逮捕される!?アピスの書を求め旅するモモは、熱砂の国に訪れる。そこには不死身の王がいて…?そしてついに「死者蘇生」の秘密が明かされるーー!「死者蘇生」を巡る物語、完結!≪電子限定で、特別編10p(LaLa2023年10月号掲載)と読切まんが「奇怪の國のアリス」51p(LaLa2023年12月号掲載)、描き下ろしマンガ4Pを収録!≫
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Posted by ブクログ
3巻で完結なのは残念だけど納得な終わり方なのでよかった。医術ファンタジー×オカルトなので雰囲気や内容は暗いし怖めだけど蘊蓄も医術も面白い。不老不死の王と眼狩りの蠍、そしてアピスの書の真実の話。信心深いととんでもない思い違いをしてしまうこともあるし真面目で親切でお人好しでも損をする…何だか世知辛い。こんな昔に未だ議論される脳死などが知られていたのかと驚く。王子の考えや優しさも、モモを思う気持ちもわかるけど切ないなぁ。モモが医術師で、生きてる者を助けたい心の持ち主めよかった。モモの更なる成長も見られて嬉しい。
匿名
惜しい。
絵もきれい、話もきれいに毎回まとまっている
しかし話題が小さかったし同様に小さく終わった感。
医療マンガとしては聞きかじった程度の知識までしか出ないし
世界観もナーロッパ。
せめて本物の世界を舞台にするか、もう少し医療の先端に食い込むとか、主人公の悩みを保護者以外に広げるとか、得に民衆の望みと限りある命、その狭間にある者の懊悩はもっと割り切れないものなので妙な話毎回課題を残すぐらいでちょうどいいし、最後まで割り切れなくていい。
ファンタジーなのに人類普遍の難しいテーマをやってるので
キレイにまとめられてしまうと印象が小さくなりすぎるのではないか。
そんなことを思った漫画でした。