あらすじ
ネット時代の物語を紡ぐアーティスト・そらるが小説デビュー! 舞台は”イロ”を失った世界。色彩が見えるのは”魔法使い”だけ――。自身初のボーカロイド曲「嘘つき魔女と灰色の虹」を自らの手でノベライズ!
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Posted by ブクログ
読書の楽しさの一つとして、現実では体験できない世界に浸れる所があります。本作はファンタジー作品として、とても心地良い没入感に浸れました。
そらるさん著『小説 嘘つき魔女と灰色の虹』の概要と感想です。
機械文明が急速に発達した国に住む機械いじりが好きな少年ルーマは、イロが見えない人間は魔女を介してイロを知ることが出来るという噂を信じ、魔女が住む森を旅して可憐なイリアと出逢う。その偶然の出会いは、やがて世界を救う必然へ彩りを変えていく。
感想です。
久し振りに読むファンタジー作品でしたが、どんどんハマっていく心地良さと王道ながら嫌いじゃない結末で、大きな冒険をした後のような達成感を味わえました。村山早紀さんの『魔女たちは眠りを守る』も個人的に好きな部類ですが、本作はまた違った味わいがあり好きな一冊になりました。
Posted by ブクログ
Theファンタジー小説って感じですかね。小学生のときとかに読んだらもっとハマってたかも。高校生で読んだけどなんか、ワクワク感というか懐かしい感じというか、そんなものを感じました。
優しい気持ちになれる本です。