【感想・ネタバレ】神様の絆創膏のレビュー

あらすじ

東京は浅草に建つ、小さくも美しい日和神社には、ある伝説が残っている。
はるか昔。人間に助けられた猫が恩返しをするために、町が洪水に襲われるのを住民に知らせた、という。
時は現代。隣接する春日野病院に通院する人々が、日和神社を訪れる。乳房を切除することになる女性、うつ病になった高校生、父親が脳梗塞に倒れた役者志望の若者……。
心に悩みを抱えた彼らは、神社と猫がとりもつ不思議な縁によって、心の傷を癒やし、幸せを見つけていく――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

逆境の中、自分の生きる道を見つけた人々の話。
神社の宮司もその様な一人だった。
良い本に、巡り会えた。

0
2022年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素敵な本だったな。
生きるをテーマにしてくれて、嬉しかった。
西由比ヶ浜は悲しすぎたから。

タイトルから神様が登場しそうなのに、猫ちゃんの先導はあるとしても、対人間の話しだったので、安心して読むことができた。

神社に招かれた人達は、それなりに不幸で疲れている。
なかなかに鬱屈しているので、宮司さんと出会ったからと、安直にすぐに立ち直ったりはしない。
一通りの流れを経て心が柔らかくなって、やっと素直に宮司さんの言葉を受け入れることができる。
その一連の心の変化に、心を寄せることができた。

それにしても最終話は悲しい。
見送らなくてはならない方が辛いだろうに。



2024/07/08 17:11

0
2024年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優しい宮司さんとの会話で 色んな人が元気になっていく話
読んでいる私も 少し元気になりました。

でも~そんな宮司さんが 一番辛い思いをしていなんて!
そして拓くんも! 最後の話に(T_T)

0
2024年03月12日

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