【感想・ネタバレ】好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました(7)のレビュー

あらすじ

父親の借金のせいで、ものすごく貧乏な伯爵令嬢アンネリカ・フローレス。
彼女は密かに、同級生で公爵令息のディラン・ファイザバードに思いを寄せていた。しかし、家のために学院を卒業する一年後、隣国の三十歳も年上のお金持ちの男の元に嫁ぐことが決まっていた。
それにディランにはすでに秘密の恋人がおり、その恋人は実は王太子の婚約者の公爵令嬢であったので、眺めるだけで満足していた。
ある日、王太子が公爵令嬢の浮気を疑っているという噂が出る。
王太子を欺くため、ディランがカモフラージュの恋人役を探し始めたという話しを立ち聞きしたアンネリカは、自ら立候補し、見事ディランの恋人役に内定。
どうせ好きでもない人の元に嫁がなくてはいけないなら、最後の期間くらい好きな人と過ごしたい。一年で一生分の思い出を作るんだから!
そう思って始まった恋人役。最初はそっけなかったのに、アリバイのためのデートや交流を重ねていくうちに、だんだんとディランの様子がおかしくなり……。
まっすぐでポジティブ思考の鈍感娘アンネリカと、日に日に彼女に執着していく実は危険な男ディランの、ちょっとアブナイ恋のお話しです。
『好きな人の恋人役になったらいつの間にか囚われていました(7)』には「人身売買の決定的証拠を見つけ出せ~ディラン視点~」~「いつの間にか溺愛され囚われていたようです」までを収録

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

溺愛は好きだけど

これ、普通に犯罪者の話だと思う。父親も息子も、愛を所有欲とはき違えているし。無能で能天気で娘への愛情が感じられないヒロインの父親にも相当イライラしたし、まともな男が少ない。。鎖で繋がれて鉄格子のハマった窓から外を見るなんて、愛する相手からされたら幻滅するし絶望しそう。だから悪者が断罪されても、読後感が全然良くない。

もっと普通の嫉妬や溺愛の方が好き。ヒロインに気持ちを打ち明けた「まともな」幼なじみの友人をすぐに他国に送るとか、そのくせヒロインの心からの言葉を全然信じずに「僕から逃げようとした」と決めつけるとか、正直ドン引き。執着もここまで行くと気持ち悪いと思ってしまった。

#怖い #ダーク

0
2025年11月26日

「女性向けライトノベル」ランキング