【感想・ネタバレ】啼かないカナリアの物語 声を出せない魔法使いと模造の小鳥の探しもののレビュー

あらすじ

魔法使いのカナリアは声を出せない。筆談に使う、心の声が浮かびあがる魔道具の石板を首に下げ、片脚の模造鳥(ゴーレム)、シャハボを相棒に今日も果てない旅路を行く。魔力は強力でも食のセンスは壊滅的なカナリアと、頼りになるがおしゃべりすぎるシャハボの間を結ぶのは信頼を超えた固い絆――そんなカナリアたちは、その実力を買われ、いきなり領主のお嬢様警護という厄介な依頼を持ちかけられるのだが……!? すべては相棒・シャハボとともに――“探しもの”を見つけるために、世界を旅する一人と一羽の絆を描く感動ファンタジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

喋れない魔法使いの少女・カナリアと、相棒で模造鳥(ゴーレム)のシャハボによる冒険譚。

可愛らしいキャラクターと美しい世界観の元で描かれる、厳しく、過酷な物語。
カナリアの芯の強さや健気さ、そして2人の友情が光る、心温まりつつもハードな作品でした。

カナリアの行動全般が冷静であり、純粋さが見られる一方、最初のジェイドとの戦いを始め、戦闘時に容赦無く敵を叩きのめす無情さとのギャップとても印象的。
カナリアの過去に何が合ったのか気になる所で、今後の展開楽しみです。

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2022年11月08日

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