あらすじ
皆さんは、日常的に使っているカレンダーの基本が、いつ頃、誰によって作られたのか、どのような理由でできたのか? ご存じですか?そこには、ローマ時代の皇帝のわがままや、エジプトの女王との恋や、さまざまなドラマが隠されています。2月がどうして、短いのか。30日と31日の月があるのは、どうしてか? 7月と8月だけ31日が並ぶのはどうしてか?明日からカレンダーを見る目が変わる絵本です。
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学べる一冊◎
子供の頃、1度は気になるであろうカレンダーの日数や1年365日の謎。
小学生高学年くらいなら理解できるだろうか・・?
という少し難しい内容ではあるけれど、子供にも理解しやすいようにとてもわかりやすく丁寧に描かれている。
最後の解説はふりがなは振られておらず、子供には難しそうではあるが、1週間が7日について、地動説の実験の際に振り子を用いたことを9頁の絵で描かれていることが書かれているなど、細部にまでこだわった作者の思いを感じられる。
自転や公転の話は大人なら誰でも知っているけれど、それでも感嘆せずにはいられない素晴らしい一冊◎
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ぼくのたん生日も2月なので、みじかくなってしまってかなしかった。カレンダーに、こういう意味があったのかと思った。
カエサルくんは、天使みたいなふくそうをしているのに、顔が男らしくて、さいしょ見たときは男か女かわからなかった。顔がいろいろかわっておもしろい。(小3)
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ゆうかが自室でカレンダーを見ていると、小型ユリウス・カエサルの“カエサルくん”に出会います。
2月だけが何故短いのかを教えてくれるはずでしたが、カエサルくんの粋な計らいで暦学レベルの講義が始まります。
クレオパトラとのラブロマンスで太陰暦から太陽暦に変更したことや、8月・オーガストの由来であるアウグストゥスが8月を勝手に31日にしたことなど、衝撃の事実が次々に語られます。
年齢を問わず、とてもためになる知識が詰まった絵本です。
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大人が面白かった!!
この絵本をきっかけに、思わずカエサルくんの名言探して読んだりするほど。
そしたら出てくる、出てくる知らなかったお話。
クレオパトラって何人もいたのね~(一番有名なクレオパトラは7世)とか
カエサルとクレオパトラとの間に生まれたカエサリオンはプレトマイオス15世になって、結局暗殺されちゃったのね~とか
とにかく、面白かったです
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「算数」が好きになる本を紹介しようと思って。
ローマの変なおじさんがやってくるのはお風呂だけじゃなかった。
太陽暦、奥が深いよ!アウグスツには笑ってしまった^^;
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3日前、娘が言いました。「ねー、なんで今年は2月29日まであるのー?」
私は、こう言いました。「閏年だからだよー」
すると、こんな質問が。
「閏年ってなに?なんで2月だけ28日の年と29日の年があるの?」「・・・・・・」(←答えられない私)
さーて、皆様。これ、あるあるじゃないですか?答えらます????????この質問の答えをまだ宿題にしている私。すまんな、娘!で、探しましたよこの絵本!この絵本、1/18に発売されたばかりのようですよ!なんて絶妙なタイミング!これは、この時期に娘のような質問をする子が多くてそれに答えられない親が多いってことかしらー???で、購入してみようと思いますよ。この手の話は、その時納得してもすぐに!忘れるもんでね。。。。多分4年後に聞かれたときにはすっかりリセットされてる自分が想像できるしな。 by えみママ
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私の知ってる「カエサル」が「カエサルくん」として登場したギャップに惹かれて読んでみた!
ら、内容がとても分かりやすくて感動し、また解説も面白くとても満足する1冊だった!!
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カレンダーを見ていて、自分の誕生月の2月がほかの月より短いことに気が付いたゆうか。なぜ?と思っていると、カレンダーの中からカエサルくんが登場。1年が365日になったわけと、30日・31日と交互になるわけや、2月が短いわけなどを教えてくれる。ついでに、8月と7月の英語は自分と自分の息子の名前からきていることも。
短い絵本の中でわかりやすく暦について教えてくれます。
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カエサルくん(ユリウス・カエサル)が、ゆうかちゃんという女の子に、暦の成り立ちを説明するという絵本なのだが、ゆうかちゃんは家の壁にひらがなの五十音表が貼ってあるから(一人っ子みたいだし)、学校に行くとあるし、一年生だと思うのだが、一年生には向かない。
賢い子なら中学年、普通なら高学年でないと、月や太陽の動きが理解できないから難しい。中学生でもいいと思う。
まあ、ゆうかちゃんはあいうえおの表は貼ってても、『ジャン・ブラスカの日記』を読む早熟な少女だから、一年生でも大丈夫なのかな。ほかの愛読書は『ねぎぼうずのあさたろう』や『ぐりとぐら』だけど。
最後の解説も含め、大人にも面白い内容なので、買って損はないと思う。
「週」には何の科学的根拠もないって、知らなかった・・・・。
いい勉強になりました。
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あらためて、カレンダーのもとになる
1日(地球の自転)
1ヶ月(月の地球1周)
1年(地球の太陽1周:公転)
の単位の由来がわかって非常に面白いです。
小学校以来、星の動きや月地球など地学天文関係が苦手な自分としては、絵本といえどもわかりやすい解説が有り難いわ~
Posted by ブクログ
「どうして2月が みじかくなったのか、そもそもカレンダーがらどうやってできたのか。わしが教えてやろう」
カレンダーに学校の予定、家族の誕生日を記していた、ゆうかちゃんの前に現れたカサエルくん。
カサエルくんが教えてくれるカレンダーのひみつは、まず地球の自転から始まって。
柔らかい優しい絵とユーモラスなカサエルくんの説明で、わかりやすく太陰暦、太陽暦が語られる。
古代ローマの将軍がとても身近になる絵本。
もっと早く出会いたかったなー。
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太陽暦とカレンダーの成り立ちがよくわかる。小さいカエサルが登場して、女の子にカレンダーの歴史を解説してくれる、ある意味シュールな絵本。大人の自分でも知らなかったことがいろいろあった!
Posted by ブクログ
あとがきの補足も含めて読むと面白い
カエサルくんの名前から7月の名前がつき、その息子の個人的な理由でひと月の日数が決まったり、カレンダーって人間くさいものなんやなぁ