感情タグBEST3
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知恵とユーモアたっぷりのトルコの昔話を4編収録。
日本でいうなら一休さんのような、とんちのきいた話が多くて楽しめる。
佐々木マキさんのいい意味で気が抜ける、脱力系の絵とマッチしていてよい。
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いまはなき「おおきなポケット」から誕生した絵本シリーズランドセルブックスの一冊。
日本でいうなら一休さんやきっちょむさんのような、知恵と勇気のユーモアにあふれた人ナスレディンの小咄。トルコの短いトンチのきいたお話が4つ。佐々木マキのとぼけた味わいのある、ちょっとふしぎな雰囲気の絵がお話によくあっている。
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入っている話、どれも面白いが、最後のロバの話が一番面白い。
ナスレディンは実在の人物みたいだけど、昔話(とんちもの)と考えていいだろう。他に出ている本で「ホジャどん」とか「ゴハ」の名前で語られる話もナスレディンと同系らしい。
笑える。佐々木マキの絵は遠くからでもよく見えるので、読み聞かせにもいいかも。
イスラム世界の物語はなじみのない子どもが多いから、こういう本で知るのもよいと思う。
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絵本で世界を学ぼう
で
紹介された本。
本書で87冊目だ。
トルコのお話だ。
紹介本の中でトルコは中東の国として紹介されている。
宗教でくくればもムスリムの国なので、そうなんだろう。
外務省の見解と一致している。
EUには属していない。NATOに属しているが、ロシア製の武器を導入しているので、F-35の納入を止められているなどからNATOから除名される可能性も。
閑話休題
本書では4話構成になっている。
第一話 ナスレディンと裁判官
第二話 ナスレディンのおいのり
第三話 スイカとクルミ
第四話 ロバになった男
ナスレディンって詐欺師?
一と四は、状況から詐欺師になっている。
相手のものを搾取する。
外交において、日本はお人好しの搾取される側になり得るので、本書は教訓になる。
第二話は、強制労働の話だろう。
お祈りの仕方の問題であれば、特許のクレーム(請求項)の書き方に通じる。
第三話は、物は考えようと取るか、神をけなすものはバツが与えられると取るか。
いずれの話も日本人的発想とは異なる世界だ。
ヨーロッパの一部といいながら、位置的にはほとんどアジアで、宗教的には中東と言う状況下でこの様なお話ができたのだろうか。
絵本で世界を学んだよ。