あらすじ
ロングセラー『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』がついに文庫化。社会学でよく扱われるのは「家族」「産業」など、私たちが当たり前のように接している事柄です。日常生活を送る中でとくに意識することのないこれらの中に問題点を見つけ、それを他の人と共有できるように言語化し、そして解決を試みる――。この社会学の手法はまさにビジネスマンにとって身につけたい技法でもあります。家族の在り方、組織の中の生き方、グローバル化する世界の中の日本の未来などを読み解くために必要な、ビジネスマンの必須教養としての社会学をざっと学ぶ一冊になります。
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Posted by ブクログ
ギデンズ社会学の後に何読むかなと思ってたときに大学で講師をしている知り合いからオススメいただいた本。このシリーズ読んだの初めてだったけど、意外と良かった。本当に極限までシンプルに削ぎ落として要約した内容。10時間と言わず2〜3時間でさっと読める。ガチの初学者にどこまで良いのかはわからないけど、それなりに齧ってきていたり関心を持ってきた人でざざっとおさらいしたいというときにはとても良いのでは。個人的にはそれぞれの考え方を人に説明する時にとても参考になるなと。今後よく参照することになりそうです。
Posted by ブクログ
ザ・教科書。
社会学は専攻したけど、社会人ならではの悩みをがっつり抱えてから読むとさらに解像度上がって良き。
まあ学生のときは、労働も再生産も想像の範囲でしかなかったからね。
Posted by ブクログ
数週間前に読み終えていたもの。社会学とはなんぞやという、まず、外観を知るための超入門書として、最適。わかりやすいし、図もありよい。
社会学の骨格と根源的な問を知ることができる。様々な考え方、理論が展開されており、面白そうな、より知りたいトピックや視点が得られる。
ブックガイドもあり、今後、読み進める順番もよくわかる。
小室直樹の学問と思想をよんで、構造-機能分理論が素晴らしいと、説かれていたが、今現在のスタンダードではどうか思い、まず、この書をよむ。
外観や骨格は理解できたものの、やはり、何が生きている理論なのかがわからなかった。
ということで、大澤先生の社会学史に進んだ。
この本を起点にして、