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Posted by ブクログ
最初、警察用語、登場人物(役職)多すぎて
中々読むペースが上がらず。
また、あっさり事件解決するし、ん?と思いながら読んだ。
理が登場する辺りから、面白くなってきて、
その理が、もしやこの人と同一なのかも?と思いながら読み進め、そうだったときは
やっぱり!と当てられて嬉しかった(笑)
あの姉弟の結末は残念過ぎる。
どうにか抗えなかったのか。
そんな人生辛すぎる。
しかし鬼兄、本当に鬼畜。
それにしても
本宮さん、頭良すぎー
上山とのやりとりが面白い!
話の元になるネタがあるのかな?
もしそうだとしたら
プライバシーなんてあったもんじゃないね。
Posted by ブクログ
捜査が難航している事件が、急に解決にいたる。何が起こっているのか、真相を探る話。
実際に起こっていたらと思うと、ゾッとした。専門用語がちらほら出てきて、少し難しかった。
Posted by ブクログ
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秒で、
犯人が見つかる—
テクノロジーとプライバシーが
せめぎ合う現代社会
刑事たちの苦悩と覚悟を
重厚に描いた警察小説
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ちょうど似たような時期に池上彰のスパイの本を読んでいて、そりゃ盗聴も監視もあるんだろうなあ、と。
スパイですら(その職責に覚悟を持っている人であっても)精神を病む人がいるという話だから、警察官であれば正義と反するかもしれない行動(プライバシーの侵害)とのジレンマは大きいものだろうと思います。
しかも、私たちが日々利用しているインターネットの範囲ではなく、さらに深く暗い部分(とかあるんですね)。
わかっている人にしか入れない領域。
帯のタイトル通り、かなり早い段階で犯人は捕まります。
でも捜査の前線にいる捜査員たちには、なぜ犯人を突き止めることができたのかわからない。
腑に落ちない。
少し前に朝井リョウの「スター」を読んで、
インターネットが普及した結果、
映画や映像、音楽を取り巻く世界が
どんどん変わっていく最中にいるんだなと思いましたが、
警察組織の中でも変わっていく最中なのかも、と。
監視カメラや防犯カメラ、車に搭載しているカメラが証拠となって身を守ることもあるけれど、プライバシーを侵害していないかと言われると何とも言えないです。
どちらを大事にするのか。
読み始めたらぞわぞわ感が止まらず、
そして本宮と上山が合流して真相解明に向かうのは良いのですが、事件の結末としてはとても胸が痛く苦しい結果でした。
たまにミステリーやサスペンスを読みたくなるのですが、読み始めたら止まらず、一気読みでした。
Posted by ブクログ
終始落ち着いた小説という感じ。
面白い。
カバーがもはやネタバレな感じがあるのがちょっとw
視点を切り替えて物語を進めていく作品はいつも面白い。
Posted by ブクログ
誉田哲也にしては活劇を抑えた静かなミステリ。
警察によるネット監視というテーマが重い。読み終えて、今話題の詐欺・強盗団のネット利用への対策を考えたりしてしまう。
Posted by ブクログ
【2023年9冊目】
警察小説として、安定して読める作家さんは、誉田哲也さんしかいないのではないかーーと思わされる作品でした。
もともと誉田さんの作品が好きで(姫川玲子シリーズとか)よく読んでたのですが、この作品はまた違った観点から書かれていて、面白かったです。
登場人物が多く、かつ視点も結構変わるんですけども、最後までするすると読めてしまう書きっぷりはさすがです。