【感想・ネタバレ】優等生だった子爵令嬢は、恋を知りたい。～六人目の子供ができたので離縁します～【電子版限定書き下ろしSS付】 2巻のレビュー

完菜 / いちかわはる

身分差×初恋＝ドキドキ 離婚後始まるセカンドラブストーリー！ インファート王国の子爵令嬢セレスティーヌは、夫の身勝手な振る舞いに堪忍袋の緒が切れ、離縁。リディー王国へと旅立ち、そこで公爵家の当主エヴァルドと出会うのだった。互いに贈り物をしたり、一緒にご飯を食べに行ったり次第に彼に気持ちが揺れ動くセレスティーヌ。しかしセレスティーヌは、若く礼儀正しいエヴァルドに対し、バツイチ36歳という自らの立場を考え、恋心を封印しようとするのだった。そんなある日、エヴァルドはセレスティーヌを温室に呼び出して――！

[ぶちゃこ · ★★★★★]

前巻で出会った二人が、惹かれあい、そしてこれまでの自分の殻を脱ぎ捨てて、一緒に生きることを決める。周囲の人々もそんな二人を祝福し、二人は障害を乗り越えて互いに手を取り合い歩き始める。
二人とも大人で、とても素敵なお話でした。心から祝福したくなる、そんな感じで、温かい気持ちになりました。

＃ハッピー

[匿名 · ★★★★☆]

いかにも「なろう」って感じの、てにをはがおかしい文章が惜しすぎる。
最初はそれが苦痛で読むのやめようかと思ったほどだったけど、ヒロインの数奇な人生に引き込まれて最後まで一気に読みました。
20年間にわたる公爵夫人時代だって幸せそうだったけど、やっぱり幸せの一言では言い表せない複雑な感情があって、でもその20年があったからこそ掴めた本当の幸せ。
とても楽しめました。