あらすじ
妹が入学したのは女子のみが通う騎士養成学園。王国最高と名高い学園でも優秀な妹は縦横無尽の活躍を見せていて――
「兄さんがわたしなんかよりずっと強いこと伝えてきました!」
いや、ぼくはただの庶民だけど……?(※嘘です。兄さんはヤバい強さです。無自覚なだけです)
そのせいで学園の女騎士がぼくの前に来たので一応模擬戦したり(※学園最強の女騎士が一瞬で実力差を分からせられました)
運動後のケアをしたり(※兄さんのマッサージは女騎士大喜びで貴族でも評判に!)
普通にしてるだけで、ぼくは王女の目に止まり――え、何故?
自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うーん。趣味に走った一本。
ここまで趣味に走りながら、丁寧に商業本として完成させているのは評価出来る。
あまりにも防御力のない装備をしている女騎士の制服だとか。動くのに邪魔過ぎる胸部装甲だとか。むちむちだとか。
そもそもヒロイン全員強すぎて作中での活躍が殆ど削られているだとか(戦闘描写自体が少ないが)。
色々あるが、一巻は、主人公を巻き込んで、この国家大丈夫か?
と、言いたくなるような、国家運営をしている王侯貴族を片付ける話しがメインになっている。
ちなみに、肝心の本作の無自覚最強ハーレム庶民系主人公なのだが、どれくらい強いのか実際分からないレベルでつよい。……ので、描写が雑。
話としてはシリアスな流れなのに、主人公の戦闘シーン含め、圧倒的なコミカル路線で進むため、安心して読めるが、賛否別れるか。