あらすじ
お金には「貯め方」「使い方」「増やし方」がある。しかし、それを知らないでなんとなく生活しているといっこうにお金は貯まらない。そして、「もっとほしい」という思考に変わり、お金に支配された生活に陥りがちだ。
著者のミニマリストTakeru氏は、借金340万円・年収138万円というどん底から、ミニマリストになり生活を180度変えたことで思考も変わり、働かないでも生活できる、いわゆる「FIRE」を達成した。お金が貯まったこともよいことだが、それ以上に「幸せの意味」を見いだすことができた。
本書では、大きな挫折と成功の両方を体験したからこそわかった「お金と幸せの法則」を紹介する。ミニマリストになるだけでなぜお金が増えるのか、その答えは本書を読めばきっとわかるだろう。
宝くじで数億円当たった人が不幸になるのはよくなる話だ。お金のリテラシーがなければ、いくらお金を稼いでも幸せになることはできない。反対に、お金のリテラシーさえあれば、多少の稼ぎでも幸せになることはできる。
・いつまでたってもお金が貯められない
・結局、いつも給料をすべて使ってしまう
・年収が低いからお金を増やすのは無理
そんな人はぜひ、この本をきっかけに「お金の意味」を見つめ直してほしい。
お金に縛られていた生活から、人生の幸せを軸にした生き方へ。貯め方・使い方。増やし方さえ知っていれば、誰だって幸せになることができる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何を始めるにしても、まず最初に減らすことを考える。
節約で大事なのは、無理のない範囲で継続すること。
貯蓄率を上げるには、節約と収入ということ
より少ないことは、より豊かなこと
will,can,must
Posted by ブクログ
いいことがたくさん書いてあった。
今まで以上に心を動かされて今日から行動しようと思える本だった。
行動するべきことが細かく書かれていたので誰でも行動に移しやすいと思う。
引き算思考を身に付けたい。
Posted by ブクログ
タイトルだけ見ると家計の見直し・貯蓄について基本的なことが書いてありそうなイメージだが、病気を理由に失業・貯蓄が底をついた経験のある筆者が家計や時間の使い方を見直し、自由な働き方を模索して起業し、3年でFIREを実現した方法が詳しく記されている。
特に投資の部分ではゴールをどこに定めて、どのような運用をされたのかや学びとして読まれた本も参考文献として巻末に詳しく載っており、既にインデックス投資を行って更に増やすための方法を模索している身にとって非常に参考になった。
お金の流れを整えて、何か得意なことはありつつ全く関係ない分野で生活のために淡々と働くことにピリオドを打ちたいと思い始めている方にとっては人生を切り拓く大きなヒントを与えてくれる。
Posted by ブクログ
★まとめ
⚫︎じっくりと長期的な戦略で丁寧な暮らしをしながら精神的にも時間的にも経済的にも自由になっていこう
⚫︎幸せは自分の内側にある
⚫︎普段使う使用頻度の高いものでアップデートしたいものを書き出していく
⚫︎インデックス投資に長期的なプランで取り組んでいく
⚫︎がんばりすぎないために、辞めたいこと、始めたいことを書き出してみる
⚫︎自分が幸せに生きるための基準やルールを書き出してみる
⚫︎今幸せなことを書き出してみる
⚫︎収入の10%を貯蓄に回すと決めてみよう。残りの90%は自由に使えるそしたら何にお金を使うか自分が幸せになれることにお金を使う。
★感想/考察
⚫︎ミニマリストの本なので、「捨てろ!とにかく捨てろ!」な内容かと思ったが、全くそんなことなかった。幸せの土台作りから話を進めていくところは上手いなと思った。自分もモノを減らす過程で、自分にとっての最適解を捨てる買い直すで見つけていったので、この辺のマインドについてはよく分かる。しぶさんも同じことを言ってたような。そもそもミニマリズムの本質は「自分にとっての最適解探し」だと思うので、その最適解っていうのはより幸せを感じることだったんだね、と。
やはりミニマリズムはモノが溢れきった現代にこそ必須のスキルだ。今後の日本社会では大きな武器になるだろう。楽しみだ。
Posted by ブクログ
物を減らすことで物、お金、仕事と向き合い方が変わり習慣も変えることができる。
習慣をかえることで自分の望む人生に進むことができると感じた。
ミニマリストの考えを自分の生活にも取り入れてよりよい人生に変えていきたい。
Posted by ブクログ
時間と健康がとにかく大切。
このメッセージが切実に心に響くのは、
著者の実感がこもった言葉だから。
若い時に病を患い、
楽しく過ごせる時間を失い、
仕事を失い、
貯金もなくなり、
恋人も去り。
時間は永遠にあるわけではないし、
健康は当たり前ではない。
一日は8万6400秒。
使い切るしかない日々の時間。
どのくらいの時間が残されているのかもわからない。
だからこそ最大限活かすために今を生きる。
真剣に使い切る。
特別な人との時間を大切にするために。
健康や幸せのために。
貴重な時間を過ごすために、
必要でないものを手放す。
著者がミニマリストになった経緯に心打たれた一冊でした。
Posted by ブクログ
物を買いたい時労働対価を考える
「働きたくない」✖️「大好きな自分で生きたい」のメリハリ
モノを買うとまた働かないといけない
お金が減ると不安になる
Posted by ブクログ
沢山ためになった言葉はあったけれど、
★最も重要な財産は「時間」と「健康」
★ミニマリスト生活をする。
「買ったら手放す」がいい循環を生み出す。
最低限のモノしかなければ、広くて開放的な
空間ができる。
★時間の使い方を変えればお金は増える。
時間の捻出をすることが最高の自己投資になる。
このフレーズがすぐ実践できそうだと思った。
Posted by ブクログ
筆者の考え方を知ることのできるエッセイ本だ。
何かを得ようと思ってこの本を読むと、抽象的なものが多くがっかりする。けれど、エッセイ本として見るなら、そんな考え方もあるんだねと、そこそこ共感できるはず。
お金に関する「貯める」「増やす」「稼ぐ」「使う」を、浅く広く盛り込んだ内容。悪くない。
Posted by ブクログ
具体的な方法で、一歩ずつ作り上げていくという感じ。近道ではないけど、結局こういうことが繋がって自分の財産になるんだなという生き方を教えてもらった感じ。
色んなことを書き出して、実際初めてみたこともえるくらい、初めの一歩は小さい。
本当に小さいけど、0よりは進んでる1。
先に何か見えてくると信じて。
わからないところはもっと他の本でも学ぼうと思った。