【感想・ネタバレ】身代わり人質婚のはずだったのに～皇帝陛下は溺愛狼～のレビュー

猫宮乾 / 広瀬コウ

呪われていると言われて、侍女以外からは遠巻きにされ、離れの塔で静かに暮らしていたリリアーナは、姫の仕事として政略結婚を迫られる。しかし現れた相手は、リリアーナを溺愛し、それまでの不憫な境遇が一変する。これまで愛を知らなかったリリアーナが、愛を知るまでのお話です。

[ネコ · ★★★☆☆]

先祖帰りと言われた姫の幸福

双子の姉のリザアーナは眼の色彩が赤く魔物の血を引く先祖帰りだと忌み嫌われ塔で監禁生活を強いられていたがある日怪我をした大きな真黒い犬を助けると懐いた犬は怪我が治っても時々会いに来る様になるそんなある日、隣の大国の王様からの結婚の申込に妹の代わりに嫁ぐ事になり王様が現れるのを待っていると美丈夫な王様に惚れた妹が自分が相手だと言うもリザアーナしかいらないと言われ花嫁として連れ去られるもとても大事にされる事に慣れてないリザアーナは戸惑いを隠せないそんなリザアーナに王は怪我をして助けられたのは自分だと伝える。王様の国では紅虹彩の眼は皆に慕われると言われ大丈夫にされ幸せな人生を送るので良かったね。