【感想・ネタバレ】福祉知識ゼロからわかる! 生活保護ケースワーカーの仕事の基本のレビュー

あらすじ

新人ケースワーカーが最初におさえておくべき情報ををまとめた1冊!

ケースワーカーになりたての方の中には、
・住民と深く関わる業務にプレッシャーを感じている
・経験がない中でたくさんのケースを受け持つことを心配に思う
・膨大な福祉の専門知識を学ぶことに辟易している
などという方もいるのではないでしょうか。

本書はそんな悩みや不安を解消する本です。
基本的な業務内容や、最低限必要な福祉の知識、
その他新人ケースワーカーが悩みがちなことについて、
ポイントを絞って解説します。

現役公務員で一般職採用のケースワーカーを経験した著者が、
新人向けに徹底的にかみ砕いて説明しています。
手早く知識を習得して、すぐに実践に臨みたい方におすすめの1冊です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

先輩の著書です。
僕は福祉事務所で生活保護の総括をしています。
この本は自分がCW(ケースワーカー)SV(査察指導員)をやってた頃を思い出しながら読み進めることができました。
この本をお薦めしたいのはやはり新採や初めてCWやれと言われて愕然としてる子たちでしょうか(笑)
僕自身将来的に生活保護の知識を伝えることができるような実務家教員を目指しているのでその時の副読本(タネ本)にさせていただきたいと思います。

内容は分かりやすく書かれているので読み進めることは簡単やと思います。
あとは実践すれば大丈夫やと思います。
僕の経験から言うと
「読むなら手帳より別問」
「3/100のケースワーク」
「見やすくわかりやすい訪問記録を書こう」
「他職種・多職種との連携を進めよう」
「他部署からの頼まれごとは困りごと?」
と言うところは必読かなと。

個人的に参考になったと思ったのは
「あなたはどうしたい?」と尋ねることです。
実際は仕事をうまく進めるためにはストーリーがあって利害得失に沿って結論を出していけばある程度うまくいきます。
ただそれが最適解とは限らないんですよね。
これは受給者に対してもCWに対しても言えることで
「あなたはどうしたい?」
って時間をかけて接してあげることが大切なのかなあと思います。

基本的に時間をかけるのがイヤな性格なので本書も1時間ほどで読みましたが職場に持って行っておススメしていくのには時間かけていこうと思います(笑)

0
2022年04月16日

「社会・政治」ランキング