【感想・ネタバレ】隣の席の元アイドルは、俺のプロデュースがないと生きていけない２のレビュー

飴月 / 美和野らぐ

元アイドルのミルを“普通の女の子”にプロデュースする蓮は、次のステップは「これからのミルらしさを見つけること」。夏休みを共に過ごし近づくミルとの距離。一方で同級生の琴乃は蓮の変化に揺れていて!?

[ブクログ · ★★★★★]

連、ミル、琴乃３人の映画撮影を通じて描かれた、とてもとても良い、青春モノでした。
能力や考え方の違いから起こる、悩みや衝突。そこから最終的な決着に至るまでの、感情の揺らぎの描かれ方が、とても凄かったです。
うまくいくか分からないが、映画という夢に向け、トラブルも有りつつも、「本物」を目指してひたむきに走る連。
最後にそんな連の作品を見て、冬ねぇが過去のわだかまりを吹っ切ってアイドルとして上を目指してゆこうと思ったシーンが、個人的に一番良かったです。