あらすじ
NHK 目撃!にっぽん、うわさの保護者会、おはよう日本でも注目された教育実践!
自分で何を学びたいかを描く「学びのミライ地図」を書いてみよう!
なんのために学びたいのか、自分が知りたいことは何か、そのためにどうするか。
「学びのミライ地図」が書けるようになった子どもは、学びへのやる気が激変!
「学びのミライ地図」がどんなものなのか。
どんな授業で子どもがどんなふうに変わっていったのか。
この1冊で「子どものやりたいことから始まる授業」のつくり方がわかる!
★編集者より
最初は英語にまったく興味もなく、やる気もなかった子どもたち。
その子たちが、どんどん自分で教科書をめくり、単語を覚えはじめていく様子に
感動を覚えます!
教師が教え込むのではなく、でも、教師の働きかけかた次第で、
子ども自身が確実に変わっていく様子には、
すべての子どもの可能性を感じます。
生徒のやる気がない、子どもが勉強したがらないなど、
毎日の授業や、子どもへの働きかけに悩むすべての教師の方に
ぜひ読んでほしい1冊です!
著者が25年間の東京都公立中高の経験を活かし、私立の改革に挑んだ3年間の記録です!
★本書でこんなことがわかります!
・生徒ががぜんやる気になり、自律的な学び手に変わる、具体的な声がけ(ガイディングクエスチョン)の例を80以上掲載!
・変化の激しい社会で、自分の学びをデザインできる自律型学習者を育てる教育実践とは? 世界が目指す教育(OECDラーニングフレームワーク)の実現をどの学校でも取り入れられる具体的手法がわかる!
・中間期末考査を廃止し、代わりに導入した新しいテストとは?
・複数の学校、企業で活躍する著者ならではの学校と社会がつながる実践がわかる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
書かれていることは今までの著書と基本的に変わっていないが、コロナ禍という光を当てると「自律」の重要性がまた別の形で浮かび上がってくる。タイムリーでかつ射程が長い。
Posted by ブクログ
「学びのミライ地図」を描ける生徒を育てる、すなわち「自立型学習者」の育成が教育現場に求められていることだと言う事は理解できる。わかっていても現場と照らし合わせてみると、教科指導の方法はなんら変わっていないのが現状である。教科を学ぶことはもちろん重要であるに違いないが、現実の世界と結びつけられずに学びの気持ちを強く持ち続けるのは至難の業である。私自身学生の頃に自分にとって関係のない教科だと思うと、全く勉強はしなかった。本文に書いてある、【学びの目的を見いだす「エンゲージメント週間」、成績に入らない「実力テスト」学びの成果を表現する「アウトプット型テスト」、日々の認知的な学力を測る「単元テスト」を意図的に学期に配置するデザインをすることで、生徒達は学びの目的に向かってインプットとアウトプットを繰り返すという自立型の学びへの循環を作り出すことができます。】という文章をヒントに現場を見直したい。