あらすじ
根暗少年×総合格闘技(MMA)、第1巻!
根暗で病弱な少年・鈴木青葉は“神童”赤沢拳心の一言が許せず、「一発殴る」ことを心に誓う・・・!!
史上最も暗い(?)主人公が、最強の格闘技“MMA”の世界へ飛び込む!!
『switch』の波切敦が描く、新時代のスポーツ漫画 開幕!!
感情タグBEST3
おもしろい
初めて一巻を見た時に王道主人公漫画ではなかったことに感動を覚えました、最新の方ではやっとプロになったのに1戦目で負けてしまったのですが、ここで勝たずに終わったところが作者らしさを感じれてさらにこの漫画の良さを出していると思いました。
みんなも始めよう格闘技!
主人公が格闘技にのめり込んでいく物語。
この作品が個人的に好きになった理由は、主人公が寝技主体なところにあります。
よく格闘技は「打撃はセンス寝技は努力」と言いますが、センスの塊に努力で立ち向かおうとする姿が最高にいい。
昨今は格闘技をよく目にすることが多くなって来ましたが、寝技は知らないと観てても、本当に面白くない。
この漫画を観ると、格闘家はあの寝っ転がっている間に、何をしたくて何をされたくないかがわかる!
さぁワクワクして来たでしょう。
寝技は努力。
この漫画を観て主人公がやってる楽しそうな格闘技を始めよう!
Posted by ブクログ
2025年8月、だいたい160話くらいまでの感想。
根暗でひねくれたサイコパス主人公青葉がMMAで寝技を武器に、嫌いな同級生(赤沢)を倒しにいく物語。
なお赤沢は格闘技界の寵児であり、正義感にあふれたジャンプ系主人公のようなキャラクターであり、基本的に主人公のひねくれた性格からくる僻みが原動力。
1巻から徹底して赤沢との闘いにだけ執着しており、数々の試合を通じて友人(?)ができながらもMMAが楽しいとか、もっと戦いたいという意識があまり高まらないというのが逆に面白い。
主人公の素直さなどは正反対ではあるものの、読み味はほぼはじめの一歩。主人公が一芸だけで結構地味な試合をするところも同じ。
はじめの一歩では、ファンが選ぶベストバウトランキングをみると主人公一歩の試合がほとんど挙がらない。本作もライバル同士の試合や、時和金成の試合がもっと魅力的に描かれればなあと思う。
序盤は喘息でハードな運動ができないという設定があったけれど、作中で数年が経過していてもう克服しているのかな。
実写ドラマ化、アニメ化も。