【感想・ネタバレ】婚約破棄されたのに元婚約者の結婚式に招待されました。断れないので兄の友人に同行してもらいます。 3巻 アルベス編のレビュー

藍野ナナカ / 先崎真琴

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「できれば一生、一緒にいてほしい。――俺の家族として」あの結婚しない男（兄・アルベス）がついに運命の人に出会う。お相手は、男装の麗人――!?
ルシアが王家へ嫁いだことで一躍時の人となったラグーレン子爵家。王弟妃の兄であり現ラグーレン家当主のアルベスは領地のことを優先し結婚を後回しにしてきていたが、昔から隠れファンも多い紳士として有名で、今や王家とのつながりもできたことで年頃の女性から声をかけられることが増えた。そんななか、女性ばかりのお茶会に参加させられる毎日に疲れ果てていたアルベスはとある人物と出会う。セシリア・ノヴレストル。名門学者一族が生み出し、若くして王室顧問教師を務める天才で、そして――“男装した女性”。ひょんなことから“とある秘密”を共有し協力関係を結んだ２人は、本人たちも気づかぬ間に急速に心の距離を縮めていく――【全編書き下ろし！】
(C)2025 Nanaka Aino┴(C)2025 Makoto Senzaki

[ブクログ · ★★★★★]

大好きなシリーズの第3弾。
今回の主役はヒロインの兄。
その後が気になってたキャラだったので、食い気味に読んだ（笑）。
妹の結婚問題も落ち着き、領地経営も見通しがついて。
さて、次は結婚ですねと言われるもののピンとこないアルベス。
恐ろしいほど自分の魅力や人気に疎く、ハラハラ見守る周りに同情した。。
それでも、すごくお似合いな人が見つかってよかったー！
お相手の性格や事情もとても好ましく、この2人が結ばれるのは納得。
このシリーズ、これで終わりかな？
久しぶりにもっと続きが読みたくなったシリーズであり作品でした。

[ばじゃ · ★★★★★]

安心しました(;^_^A

お兄さんについての作者さんのお気持ちは２巻のあとがきで読んでもいましたが、私自身もアルベス君も家族を作って、できたらラグーレン家を中心に新しく彼の色で美しく染め復活していってほしいなあって思っていましたのでとても安心しましたし、セシル先生のような女性はまさにぴったりで全く違和感なく受け止められました。
※それこそ想像できなかったけれどこういう人でなければ合わないようなまじめだけれど個性的な彼ですよね(笑)
彼女の前で寝たままになっていたアルベス君の様子から、親友のフィル同様“自分の境界”に自然に溶け込める人を選んだのがまたあったかく、よかったです♪
※二人とも“妻”に望みたい部分が同じなのね＾＾
安定した締めくくりの大団円ではあると思うのですが、スピンオフとして大人になった双子の話も読んでみたいなあとか、アルベス君とルチアちゃんの子供がどういう付き合いをして成長していくんだろうなとか、またハルヴァーリアの子供のころの話も読んでみたいとかいろいろ想像してしまうキャラだらけでとても楽しませてもらえていました。
出版社のご都合もあると思いますが、希望者が沢山いたら是非スピンオフよろしくです～(^^)/☆

＃ハッピー ＃癒やされる ＃共感する

[匿名 · ★★★★★]

前２巻で、お兄様を幸せにしてほしいと熱望しましたが、どんな女性ならお兄様が恋に落ちるのかちっとも想像できませんでした。
なので、先生には、そうきたか！と興奮してしまいました。
素敵。お似合い。
みんな幸せそうで嬉しい。