【感想・ネタバレ】新人弁護士カエデ、行政法に挑むのレビュー

あらすじ

行政法の事例問題をストーリー化!

新人弁護士・篠宮楓を訪ねて来た依頼者は宝石商。
依頼者は「X県から、業務停止命令が予告された弁明通知書が届いた」と打ち明ける。

楓は事件を受任することにし、
依頼者を救うための法律論を組み立てることに。

「どの事実を主張すればよいか」「有利な判例はないか」「どの訴訟を選択するべきか」
楓は、同じ事務所の鬼道政義弁護士と論戦しながら、事件解決に向けて奮闘する。

楓は依頼者を救うことができるのか!?

「長文の行政法事例問題」を意識したストーリーで、
弁護士の訴訟選択、要件検討、具体的事実のあてはめを追体験できる!

読んで楽しい! 試験勉強に必ず役立つ!
法律学習者のための新しい「お仕事小説」!

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Posted by ブクログ

行政事件を通じて行政法の基本と訴訟事務の考え方を学ぶことができます。一種のケーススタディであり分かりやすい。

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2022年05月28日

Posted by ブクログ

行政事件を取り扱う弁護士の日常を描くお仕事小説で、ストーリー形式で行政紛争事例の解決に向けた具体的なイメージがつかめる。特定商取引に関する法律に基づく業務停止命令に対抗するための行政事件訴訟と個人情報保護法に関する「破産者地図」への対応という2つの事例を取り上げている。
行政事件はとっつきにくい印象があるが、その処理の考え方を学べる良書。
平成26年の行政手続法改正で「行政指導の中止等の求め」、「処分等の求め」という制度が導入されていたことは本書を読んで初めて知り、限界はあろうがその意義と活用の可能性を感じた。

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2022年05月08日

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