【感想・ネタバレ】FORTHシリーズ 連射王〈上〉のレビュー

川上稔

「俺、何かに対して本気になれるのかな？」
何事にも本気になりきれない高校生の高村・昴。そんな彼は一人のゲーマーに出会い、“己の本質”と真剣に向き合うことになる。
将来の進路を考え、決めていく友人や幼馴染み。変わっていく周囲との人間関係の中で、彼の答えはどこにあるのか――。
「――敢えて問いますが、君は、ゲームが好きですか」
異色の青春“ゲーマー”小説、開幕！

[ブクログ · ★★★☆☆]

何事も真剣に打ち込んでる姿っていうのは美しいもの。
理解できない人には理解できないだろうけれども。
シューティングをやらない人にはちょっとわかりづらい描写もあったけど、なるほどって思える所も多々ある。

所々川上さんらしい文章だなぁと思う部分もあり。
昔懐かしいゲーセンの空気感、雰囲気がよく現れててなんだか切ないような嬉しいような・・・。