あらすじ
古びたコインランドリーのアラサー管理人・湊晃と、彼を慕うシンこと香月慎太郎。
お互いの気持ちを確認しあい「両想いどまり」になったふたりだが、湊はシンと節度ある関係でいることを決意する。
しかしプラネタリウムを訪れたある日、湊がシンの体に触れると、頭の中にシンの感情が流れこんできた。
湊は人の体に触れると、相手の心が読めるようになってしまったのだ!
コミックス6巻のその後をつづる、完全新作ノベルをおとどけ♪
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Posted by ブクログ
湊さんが心を読めるとしたら・・っていう、IF話はそんなに好きじゃない。
みなしょーの小説版って番外編だけど、そういうIF話が多いので基本手をださないのだけど、
これは、あの「両想い(どまり)関係」になった日から、湊さんがシンくんちにご挨拶に行く間のお話ということで、それはなんとか読まねばと思って買ってしまった。
流星群がもうすぐ欅商店街に名やってくるというある日、その日も流星がほんの少し流れていた。
目がちかちか・・ってしたとたん湊さんは誰かに触ったら心が読めてしまうようになる。
最初は戸惑う。シンの心が読めてしまう。「両想い」になってしまったという罪悪感とうれしい気持ちにすらまだ全然慣れていないのに、
こんな力を持ってしまって、なおさらパニック。
そんなとき、シンよりかなり大人な人とシンが親密にしているのを見てしまった。
まさか・・・?
疑うが、その人はシンが中学で腰を痛めて水泳を辞めないといけなくなった時のお医者さんの桐原先生だった。
帰国子女の桐原先生は、なんとなくシンとの距離が短いことにもやもやする。
一報、桐原先生をほめる湊さんに、シンがもやもやする。
湊さんは高校時代、担任の先生が好きだったという年上好きだからなおさら。
2人とも、もやもやした気持ちをもって、
そして湊さんのこの、心が読めるという不思議な力はどうなるのか?
ってお話でした。
ドラマにでてきた桐原先生がここに出てきたことにびっくり。
こういうところ、このシリーズはおもしろいな~って思う。
ドラマと原作、どっちも先でどっちも影響しあっているというかなんというか・・。
新しいドラマ制作のやり方かもしれないですね。
まぁ、私としては漫画の方も早く話が進んでほしいです