【感想・ネタバレ】神様お願いのレビュー

小骨トモ

「神様、神様、学校を燃やしてください。それが無理なら……」
学校と体育が死ぬほど嫌いだったすべてのみんなたちへ贈る小骨トモ初めての単行本。
「神様お願い」「藤田の生首」「アブラゼミ」「スモウちゃんにさようなら」「ファーストアルバム」を収録。
押見修造、ゴトウユキコ推薦作品。

「落ち着く。とにかく落ち着く。
エロスと不安にまみれた小骨さんの漫画を読むと、魂の故郷が共通しているのではと思うほど懐かしく、その手触りに安堵する」押見修造

「容赦のなさが清々しい、心地のいい悪夢を見てるみたい。
私もこんなかっこいい漫画が描けるようになりたい。
この気持ち悪さ（褒め言葉）を貫いてほしいです」ゴトウユキコ

[ゴン吉 · ★★★★★]

心の

臓が痛くなる空気感
めちゃくちゃバッドエンドってわけじゃないはずなのに読み終わった後もふと思い出して辛くなる

[ブクログ · ★★★★★]

作者は私の写し身か！？と思うくらいわかりすぎた。
この本を読んでいるとき、アットホームで、それでいて深いところを抉られる感覚があった。自分の身体を探検しているような錯覚に陥った。
今年一好きな本。

[ブクログ · ★★★★☆]

店頭で見かけて手に取って…と言う漫画との出会いは捨て難いので、本屋さんが一切必要ない、と言う世の中にはなって欲しくないなぁ。小骨トモさんの『神様お願い』一目ぼれ購入。押見修造さんの帯コメントとか、そりゃ買う…。

思い返すとこのぐらいの年代から「媚びへつらう」を覚えてるもんだよな…と言う、見たくないけど現実だった、みたいな気持ち悪さを思い出した。