あらすじ
学校の屋上に住みつく孤高のちょんまげ中学生・駄目元 弱音。バカでスケベでどうしようもない弱音は、人生で最も不毛な時間を浪費しながら思いを巡らせる。生きるとは、孤独とは、愛とはなんだ……?
ギャグ漫画としてスタートしながら、5年に渡る連載中にキャラクターが自ら動きだし、感涙の青春漫画へと変貌した異色作。名台詞も満載な連載後期作品をメインに単行本化。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
収録されている序盤は、質が高いとは言いづらい学園ものギャグ漫画。
しかし作品が徐々に詩情をまとい始めて、そうなってからが非常に面白い。名言、名場面に溢れていてとても粋。
Posted by ブクログ
一匹オオカミであるがゆえに後輩たちからなんとなくなめられてる感じ
だけど自由だからちっともわびしくないのだ
そんな最強ホームレス中学生ヤンキーのお話
連載初期のエピソードはかっこよくないからか全部カットされている
しかし実家が爆発する話は収録してほしかったね
あのわざとらしいぐらいに愛情タップリの両親から育てられた主人公
なのになぜあえてヤンキーを目指すのか?ってのは
けっこう重要なところだと思うのよ
Posted by ブクログ
中学生という不毛な時期を、ちょんまげの主人公弱音があれこれ憂う青春学園ドラマ。
最初はドタバタギャグ漫画で始まり途中からシリアスへと方向転換したらしい。
あの倦怠感。何をすればいいのか、何をしたいのか、何が必要なのか。
そんな雰囲気がいい感じに出ている。弱音の馬鹿さに笑えて、そして感動できる。
そんな本から。
『床のタイルも人間も 満遍なく踏まれるワケじゃなく 必ず背負い込むやつがいる まるで苦労の通り道みたいに』
学校に住んでいる弱音が壊れた床のタイルに足をぶつけ、直しながらの思い。