【感想・ネタバレ】おんなの女房のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

歌舞伎を知らない武家の娘が女形の歌舞伎役者のもとへ嫁ぐ。
身も心も女に漬かる役者に何故彼女は求められたのか?。そこにはとある意図があった。意図を知りつつ暮らすうち、次第にその意図とは離れ、互いが惹かれ合うようになり、最後には、、、というお話。

歌舞伎の演目とリンクした物語の展開、お互いが一見反目しあいつつも夫婦の絆を感じさせる部分、役者の女房と夫の女房との葛藤、などがよかったですなぁ。

0
2024年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマにできそう。
志乃さんは、大河ドラマで篤姫やってた時の北川景子、燕弥は志尊淳さんのイメージ。

0
2023年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幕引で引くほど泣いた
相手を一番に考えると生きていくことと未練を残さないで逝くこと、どちらを優先させるのか難しすぎた

生きていてほしかっただろうに、燕弥の女房になれたあの日で満たされたことにした気持ちが切なくてつらい
未練を残さないで逝けたのはよかったのか…
白粉憎いね…
あぁ、しんどい

0
2022年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

武家の娘・志乃が嫁いだ相手は歌舞伎役者。しかも大人気の女形・燕弥。芝居好きの娘ならともかく、これまで芝居をまったく知らなかった娘は芝居を学ぼうとするわけではありません。けれども、家でも女として振る舞う燕弥を支える志乃は健気でもあり、逞しくもあります。病に罹ったと知って役者を辞めようとする燕弥。役者でなくなれば男になる。そうしたら夫婦として普通に穏やかな家庭を築くことができたでしょうに、彼は死ぬまで女形でいるべきだと感じた志乃が一発かますシーンにはシビれました。志乃に惚れてしまいそう。大変だな、役者の女房。

0
2023年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歌舞伎女形の女房になった志乃は自分より美しい女と暮らすことになる。女としてではなく女形の妻としての生き様覚悟に至るまでの決意まで、時姫、清姫、雪姫と燕弥が演じるごとに変わっていく志乃の気持ちを描いている。
役者というものは本当に業の深いものだと感じた。

0
2023年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほのぼのむずキュンストーリーかと思いきや、終わり方がびっくり。
そうか…そうなのか…むむぅ…。

死んでるように生きたくないってことかしら…

でもなんか覚悟を見ましたよね。
おんなの女房としての。

お芝居のお話はどれも面白かったです。
いろんな歌舞伎役者さんの顔を思い浮かべながら読みました。

0
2022年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この著者の作品を読むの初めてです。独特の、迫力のある文章だと感じました。好き嫌いはあるかもしれません。

江戸時代の女の人権の無さと言うと、興ざめかもしれませんが、主人公は下級武士の娘で、女は家長にただ従うという常識で生きているところは、ちょっと感情移入しづらさを感じます。

そして、この主人公は、江戸の町人に混ざっては特殊な存在ではあるのですが、元々の人物が、特別な賢さや鋭さ、優しさ、その他の特徴を持っているわけではないです。
その「ちょっと特殊な育ちの普通の娘」が、夫の女形を初め、芝居に関わる強烈な人々と接することにより、武家の女らしい内面がかえって強烈に発現した、そういう話だと感じました。

結末は、小説的です。最後の主人公が選んだ道は、とても現代的だと思います。江戸時代にこの決断があったとは思えない。お話としては面白いし、印象に残ります。

0
2022年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

燕弥の最期がなんかすごく残念な感じがした。
舞台を降りる事を撤回した燕弥と志乃のやり取りをもう少し読みたかった。

0
2022年07月13日

「歴史・時代」ランキング