あらすじ
大人気ゲーム実況者・ポッキーの初エッセイ爆誕!
13歳でゲーム実況をはじめ、プレイしたゲームは数知れず。
ゲーム実況歴10年を超えるポッキーの生い立ちからシュールすぎる日常が集約!
人見知りのトリガー、アメリカ冒険、少年時代など...知られざるポッキーの姿がここに明かされる。
<収録内容>
CHAPTER1 旅立ちの日まで
CHAPTER2 人見知り、今日も実況します
CHAPTER3 青春、孤高たれ
CHAPTER4 ぼくものがたり
CHAPTER5 エンディングにはまだはやい
外は雲一つない快晴である。
最近オープンした小洒落たカフェに赴いて、1杯700円はする少し高めのコーヒーを頼む。
川沿いのテラス席に腰を下ろし、コーヒーの風味を堪能しながら友人と談笑する。
そうした眩しい光景が世界中で繰り広げられているというのに、あいにく僕は薄暗い部屋の中、モニターとにらめっこしている。
外に出るのが嫌いとか一人が好きなどと嘘をつくつもりはない。
ただ、大抵のことは家の中で事足りるのだ。物が壊れたら、通販で購入する。
お腹が空いたら、Uber Eatsで注文する。
悲しいことに、世界が便利に加速するにつれ、僕の孤独は強化されていく(続)
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Posted by ブクログ
ポッキーさんは好きなユーチューバーの一人で本を出したと聞いて何気なく読んでみようと思った作品でした。「ユーチューバーってゲームしてるだけで儲かるなんて遊んでるだけじゃん。」と思っていたけれど、ゲームはしてるけどただゲームしているだけじゃなくて視聴者に向けて話したり見てる側はどんなのをやると楽しんでくれるかなど色々と考えて裏では思考錯誤を繰り返して大変な仕事だと分かりました。編集にも何時間もかけたり、たまに実写も撮影したり事務所の仕事までもこなしていて家で出来るとは本人も言っていたけれど実際は全然楽な仕事じゃないと分かりました。下積み時代も長いと知って頑張ったんだなと思いました。