あらすじ
【サウナ好き・熱波師になりたい人に向けた1冊! 】
熱波師とはサウナ室にあるサウナストーブの石に水を掛け水蒸気を発生させ、
サウナ室内に充満した水蒸気をタオルなどを振り攪拌し、サウナ客へ熱い風を送る人のことです。
サウナブームの到来で、憧れの職業と化した熱波師ですが、客観的に見えるものはその表層に過ぎません。
熱波師達はその刹那のパフォーマンスの為に大いなる準備を施しています。
技術的・体力的鍛錬を積み、精神のバランスを整え集中し、お客様に喜ばれる為に常に頭を悩ましています。
本書はサウナ業界を盛り上げ続ける、7人の熱波師と温浴コンサルタントを徹底取材し、
熱波師達の実際に目に見えない部分を中心に取り上げました。
「熱波師って何?」というサウナ初心者から、
「熱波を受けるために10分前からサウナ室で待機! 」という上級サウナ―まで、
本書がよりサウナを好きになるきっかけとなっていただけたら嬉しいです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「お客さんが良いサービスを受けられないのは、良いサービスを受けられる良い立ち振る舞いをできていないのです。サービスする側も人間です。良い態度の人には良いサービスをしたいと思いますし、悪い態度の人には良いサービスをしたいと思わないのです。真に良いお客さんはサービス側に好かれる振る舞いをしてより良いサービスを引き出します」
刺さった
Posted by ブクログ
大学のサークルで熱波師をしてて、私は趣味のように楽しんでいるが、それで生計を立てている人もいて、その世界でトップに立つ人たちはかっこいいし、自分も温浴業界でバイトをして知識を身につけたいと思った。
Posted by ブクログ
ニッチな熱波師の世界だが、意外にも奥深いことを知りました。
本書を読む以前、増本さんのアウフグースを受けたことがあります。
今、改めてもう一度増本さんのアウフグースを受けに行きたい!
一般的でないマイナーな職業をされている方の中には、情熱的でその人らしい道を歩まれている方が多いような気がします。
今の自分自身の仕事振りを省みて、考えさせられることも多くありました。
思いがけず、よい本でした。
Posted by ブクログ
熱波師って居ても居なくてもいい存在。
こういう考えの人もいるよね、そりゃ。
サウナって何なんだろって考えた時に自分との戦いがしっくりくるのだけど、熱波師はそんな自分への手助けとなる存在。私はこう思います。
ただ、熱波師ほど誰よりも理性的でないといけないし、お客さんの体調管理状態を早い段階で察知する必要があり、ただ単に熱波送ってるだけじゃないのよってのがわかる本でした。
最終的にお客さんの芯まで温まるようにするのが熱波師の役割だとも思いました。
ロボット熱波の時代がくるかどうかは楽しみでもあります。
Posted by ブクログ
静かにサウナ入りたい派なので、熱波好んで受けるわけではないが、読んでみた。
熱波は受けたことあるけど、
この本に出てくる有名熱波師の熱波は受けたことが無いので、いずれ受けてみてから判断したいと思った。