【感想・ネタバレ】オリキン式 バス釣りを能率化する68のメソッドのレビュー

折金一樹

魚へのプレッシャーが年々高まり、「釣れなくなった」という声をよく聞く昨今のバス釣り。そんな状況でもフィッシング・ガイドとして並外れた人気と実績を誇り、トーナメントでも無類の強さを発揮する“オリキン” こと折金一樹が、はじめて自身のバス釣りのノウハウを一冊の本にまとめ上げ公開する！「バスと出会う確率・ルアーを食ってくれる効率をアップさせていけばおのずと釣果に結びつく」これが、バスフィッシングに対峙するオリキンの根本的な考え。「釣りを能率化する」ことの意味を、具体例をまじえて分かりやすく解説。能率化するために、まずバスフィッシングの「三本柱」＝バスという魚の生態／道具について／釣りは「メンタルスポーツ」であるという概念について
おさらいしつつ、具体的にどのような手順を踏んでいくのかを詳解します。季節が変わっても、ボートでもオカッパリでも通用する、まさにバサーから「今、求められている」バス釣りの知恵が凝縮されています。

[ブクログ · ★★★★★]

これまで読んだ釣りの「ハウツー本」としては一番面白かった。
どういう釣具がある、どういうところに魚がいる、どういうテクニックがある…というのがハウツー本の主な中身であるが、そのつり具にはどのような強み弱みがあるのか、そこに魚がいるのはなぜなのか、そのテクニックは何をもたらすのか…という「釣りの考え方」のハウツー本であり、非常に読み物として面白かったし、バス釣りに限らず、様々な釣りに活かすことが出来、今後の糧となる１冊と出会うことができたと思う。