あらすじ
「じぶんらしいすがたで生きよう」と決めた
うち・あかねと、弟のかえで。でも、
うちらを見て不思議そうにしたり、
イヤな顔をする人だって、ときどきいる。
それが現実。
そんなうちらの「安心できる場所」が、緑田小の保健室だった。
あたたかく、ときにはきびしくうちらを受けとめてくれる辻堂先生は、
うちらだけでなく、
保健室を利用する生徒みんなの、心の支えだったんだけど……。
辻堂先生が、この間から、とつぜん学校に来なくなった。
その背後には、「あの人」のカゲがあって!?
黒マスクをはずしたくない吉良くんや、
男子トイレに入れないかえでに、
「ほかの子に合わせて――『フツウ』にふるまうべきだ」
「保健室が〈居場所〉だなんて、甘えだ」
と感じているらしい、あの人が……。
もうダメだ――うちらの想いは届かない。
おとなに、かなうわけないんだ……
そんなふうに思ったとき。
――学校に、風が、吹いたんだ。
ふたごのチャレンジは、次のステップへ。
セカイへ挑むみんなへ送る、応援ストーリーです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
学校の全員で辻堂先生のためにホワイト革命をやるってかっこよすぎるよー。
凛ちゃんとかえで白い服作るの早すぎない?
ホワイト革命に私も参加してみたかったなー。みんなで白い服着るの楽しそー。でもあかね達はすっごく頑張ったんだけどね。表紙もすっごいかっこいい。吉良くんまで協力してくれるなんて。
Posted by ブクログ
•双子の理解者である保健室の辻堂先生が心身の不調により、学校に来れなくなる。これほどまでに述堂先生を追いつめた校長に腹が立つ。
・小学校だから児童では?
・述室先生が復帰できるように、辞めさせないで欲しいという気持ちを行動に移せるあかね・かえで達は立派だ。
・西峰さんと辻堂先生の関係も気になる。多分今後の鍵になる。
☀︎前巻でのキーパーソン辰紅と手を取り合えたことに感動。
・自分の意見も人前でハッキリと言うのが苦手な凛ちゃんが、かえでのことを思って考えて考えて行動してたのが素敵だった。