あらすじ
あの夏目漱石も、アインシュタインも、ゴッホも、カフカも、オードリー・ヘプバーンも。
歴史の偉人たちはみんなメンタルを整えながら生きてきた。
今では誰もが知る「すごい」あの人も、悩み、苦しみ、時にはメンタルを病んでしまうことがあった。
けれど、どんな逆境の中でも「ありのままの私」を大切に生きてきたからこそ困難を乗り越えることができたのだ。
登録者16万人超(2021年11月現在)の人気YouTuberライフハックアニメーション初! 待望の完全書き下ろし書籍!
人間関係に悩み自分らしさを見失ってしまった人へ。
将来の不安に悩み前向きになれなくなってしまった人へ。
理想の自分になれず自信を失ってしまった人へ。
さまざまなバックグラウンドを持つ異色の20人たちの心の成長物語。
どうやって悩みを克服し困難を乗り越えたか、豊富な名言とともにお贈りします。
不幸な境遇を抱えた作家、科学者、哲学者、実業家などの心揺さぶるストーリーに、
明日を生きる勇気をもらえる一冊!
- 本書「はじめに」から抜粋 -
物事の捉え方一つで、私たちはポジティブにもネガティブにもなりますし、
次に選択される行動も大きく変わります。
たった一つの視点が、時に自分を救い、時に解決をもたらし、時に新たな道を切り拓きます。
そんな体験がきっとこの本との出会いの中にはあることでしょう。
それに、歴史の偉人たちも自分と同じような心の悩みを抱えていたのだなと知ると
きっと気持ちが少し楽になってくれるはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この先どんな方向に進んでみようかと考えているときに読んだ。偉人の名言が散りばめられていて、背中を後押ししてくれる。
トーベヤンソンの章に、共感した点が多かった。
「あんまり大袈裟に考えすぎないようにしろよ。
何でも大きくしすぎちゃ駄目だぜ。」
スナフキンの言葉。
「何事も万事上手くいくということはないのだから、肩の力を抜いて自分が思う方に進んでみればいいということ。」
これは偉人の言葉ではないかもしれないが、安心感を得られた言葉。
時間が経ってまた読むと、違った感想になりそうだ。
Posted by ブクログ
かの有名な偉人たちの、人間味のある悩みや葛藤、そして「言葉」が丁寧に紹介されていて、パワーを貰えたし、凄い人であっても、悩みは自分と近しいものがあるな、と気付いて楽観的に、、!
そして、偉人の皆さん(?)が「自分のありのままを見つめ、現実を受け止める」ということをしていて、私もそういう姿勢を大切にしたいな、と思えた!
偉人のことを違った視点で知ることができて、知識もついて面白かった〜〜
Posted by ブクログ
素敵な言葉がぎっしり詰まっている。いろんな天才の生き様をみると、全ては自分を受け入れることから始まるのだなと思う。自分にとって、アインシュタインの考え方は共感の嵐。
Posted by ブクログ
色々な偉人についての生き方を知れて面白かった。将来のことが不安だけど、好奇心の思うがままにやっていれば、いつしか突破口となる光が見えてくるのではないかと前向きな気持ちになれた。
夏目漱石の性格を知って、自分と同じ一面があったんだと親近感がわいた。
Posted by ブクログ
入門書ゆえ内容が広く浅く薄くなってしまうのは仕方ないとして、刺さる名言がたくさんあって良かった。
「失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ」というエジソンの言葉が一番響いたかな。
Posted by ブクログ
《私が気になった人物、要約》
■夏目漱石
生まれた事に意味はない。
目的を自分で見つけ、
自分はどうしたいのかという
「自分軸」で考え生きていく。
批判は成長の糧にする。
■アインシュタイン
ユーモアの精神が受け流す力、
鈍感力を高める。
常識は疑うもの。
人それぞれ、得意不得意があって当たり前。
得意なこと好きな事にのめり込む、生かす。
■オードリー・ヘプバーン
幼少時代に親からの愛を
感じられなかったからこそ
「いかに家庭を安心感のある場にするか」
を強く意識した。
苦しい過去(トラウマ)は
今を生きる活力に変える。
■シャネル
ファッションは
異性からモテるためではなく
自分の表現を楽しむもの。
周りが批判したり笑ったりすること=最先端
■ニーチェ
現状に満足できず、
生きづらさを感じているなら、
社会や親から押し付けられた
価値観に縛られている。
■フロイト
コンプレックスの正体は
トラウマからくるもの。
内省、自己対話が
新しい自分を発見する手掛かり。
■ユング
「幸せにならないといけない」と
強迫観念になってはいけない。
幸せになるには
不幸を知る、体験する必要がある。
■カーネル・サンダース
失敗とは再始動したり
新しいことをするために
与えられたチャンス。
どんなに困難な道を歩んでいたとしても
取り組むうちになだらかになる。
ベッドに入ったら悩まない。
■トーベ・ヤンソン(リトルミイ)
暗い人は楽しくするより楽にする
それが自分らしくいられることに繋がる。
将来の不安は考えても意味ない。
何かあったらその時考えればいい。
それで意外とうまくいく。
■シュルツ
人は誰しも自分が活躍できる
丁度良い居場所がある。
気が滅入るのはユーモアが足りないから。
《感想》
鈍感さんと言うタイトルですが
登場する人の大半は
繊細さんのような気がしました。
だけど、自分らしさを見つけたり、
生きる意味を見付けたり、
失敗を成功に繋げる力に長けていたから
上手くいったのだと思いました。
全体を通して、《柔軟性》と《ユーモア》が
大事だと教えてくれている気がします。
私も毒親育ちでメンタルボロボロですが
参考にして、少しでも楽に生きられるように
考えを取り入れていきたいと思いました。