あらすじ
季節は真冬の3学期。年も明けμ’sの3年生たちとのお別れも近づいてきた頃。世間がバレンタインデーを控えて賑わっていく中で、一抹の不安と寂寥感を抱えた、星空凛と小泉花陽は、それでも前向きに進もうとして……。
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Posted by ブクログ
どうしてこう、公野櫻子先生と言う方は私達のような人間の萌え殺し方を良く解っていらっしゃるのでしょう。。。
春色バレンタイン、四年の月日を越えて遂に発売され、読むことが叶いました。
この四年の月日は9周年・10周年に向けてのミューズの充電期間だったんだなと言う印象です。
とにかく最後の一文の破壊力は絶大。
こういうとどめの一文を書くことが出来る物書きになれたらと思います。
公野櫻子先生のラブライブ小説の魅力は、私達の様な人間の心に突き刺さる演出ととどめの一文の力。
そして何より一番の魅力は、読みやすさだと思います。
さらっと読ませて突き刺さる言葉を、読み手の心に残す。
ある意味では物書きの理想形と言えるのかも知れません。